事例：ECサイト商品カテゴリページのSEO改善施策

• クライアント: ブランドの公式通販サイト
• 駆使したスキル: SEO対策

概要

自社の商品カテゴリーページが競合他社のページに検索順位で負けていたことにより、機会損失が発生していました。この問題を解決するため、SEO対策とコンテンツ更新のワークフローの簡素化に取り組みました。

課題

• 指名系ロングテールキーワードにおいて、自社の公式サイト商品カテゴリページがアマゾンや楽天より検索順位が下回っていた。
• 多数の商品カテゴリページのテキストが整備されていなかった。
• テキストの更新のワークフローが複雑だった（翻訳会社がSEOテキストを提案→SEOレビュー→ブランディングレビュー→ITチームが変更を適用というフロー）。
• 月に20ページほどのメタタイトル/ディスクリプション変更に対して、翻訳会社に月14万円のSEO対策費用が発生していた。

目標

1. 検索順位の向上とクリック数の増加。
2. 商品カテゴリーページのテキスト整備とワークフローの簡素化。
3. SEO対策費用の削減。

戦略＆実施内容

1. ワークフローの簡素化:
   • 翻訳会社、マーケティングチーム、本社ITチームと協議し、商品カテゴリページのテキストを私個人で自由に変更してもよいというワークフローで合意を得ました。
   • 以前のワークフロー: ①翻訳会社による提案 ②社内SEOレビュー ③ブランディングレビュー ④ITチームにて変更を適用
   • 現在のワークフロー: ①ブランディングレビュー ➁私個人で変更を適用（SEO的にチャンスがあるものは打診）
   • 翻訳会社をワークフローから外したことで月額13万円の支出を削減しました。
2. テキスト整備:
   • 商品カテゴリーページのメタタイトル、メタディスクリプション、ヘッダー説明文、フッター説明文を更新しました。
   • コンテンツマップを作成し、各商品カテゴリーページのパフォーマンスをモニタリングしました。

結果

• クリック数: 25%増（対2021年）
• 検索順位: 平均35位→平均20位（対2021年）/ 500キーワード

結論

ワークフローの簡素化とテキスト整備により、タスクの工数と外注費用を削減し、検索順位とクリック数の向上を実現しました。この改善施策により、自社の商品カテゴリーページがより多くのユーザーにリーチし、機会損失を減少させることができました。