コンテンツカレンダーの無料テンプレート(Googleスプレッドシート)

更新日: by Heysho

コンテンツカレンダーの無料テンプレート(Googleスプレッドシート)

記事、SNS、メールマガジンなど、複数のコンテンツを継続的に制作していると、「誰が担当しているのか分からない」「レビュー待ちで止まっている」「公開予定日を忘れていた」といった問題が起こりやすくなります。

そこで役立つのが、コンテンツの企画から制作、公開、振り返りまでを一つの表で管理するコンテンツカレンダーです。

このページでは、Googleスプレッドシートですぐに使える無料のコンテンツカレンダーテンプレートを公開しています。

企画名、担当者、ステータス、公開日、チャネル、KPIなどを一つのシートで管理できるシンプルな構成です。

最初から高機能なツールを導入する必要はありません。まずは必要な項目だけを管理し、実際に運用しながら不足している項目を追加していく方法がおすすめです。

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※Googleスプレッドシートを自分のGoogle Driveにコピーして、そのまま編集できます。

このテンプレートで管理できること

コンテンツカレンダーテンプレートで管理できる項目一覧の図解

このコンテンツカレンダーでは、主に以下の情報を管理できます。

  • コンテンツの企画名・タイトル
  • コンテンツを制作する目的やKPI
  • 対象となる読者
  • Web、SNS、メールなどの公開チャネル
  • 制作担当者・確認担当者
  • 現在のステータス
  • 制作期限・公開予定日
  • 公開後のURL
  • 公開後の成果や振り返り

単純な「公開予定表」ではなく、企画 → 制作 → レビュー → 公開 → 効果測定までを管理できることを目的にしています。

無料テンプレートの使い方

コンテンツカレンダー無料テンプレートの使い方とカスタマイズ手順

以下のGoogleスプレッドシートをコピーし、自社のコンテンツ制作フローに合わせて利用してください。

最初からすべての項目を使う必要はありません。

まずは、

  • 企画名
  • 担当者
  • ステータス
  • 期限
  • 公開日

程度の最小構成から始めても問題ありません。

運用していく中で、「レビュー担当者も管理したい」「SEOキーワードを追加したい」「公開後の成果も記録したい」といった必要性が出てきたら、そのタイミングで項目を追加します。

最初に設定しておきたいこと

テンプレートをコピーしたら、最初に以下をチーム内で決めておくと運用しやすくなります。

  • 不要な列を削除する
  • 使用するステータスを統一する
  • 各ステータスの完了条件を決める
  • 担当者、期限、公開日を必須項目にする
  • 誰がシートを更新するか決める
  • 週次ミーティングなどで定期的に確認する

特に重要なのは、「次に誰が対応するのか」が分かる状態にしておくことです。

コンテンツ制作では、執筆そのものよりも「レビュー待ち」「素材待ち」「承認待ち」などで止まることがよくあります。

公開日だけを見るのではなく、現在どの工程にあり、誰が次のアクションを担当するのかを確認できるようにしておきます。

コンテンツカレンダーの記入例

コンテンツカレンダーの記入例と項目設定例

例えば、SEO記事を制作する場合は以下のように管理できます。

項目記入例
企画名オフィスチェアの選び方
目的・KPIOrganic Trafficの増加
対象読者在宅勤務用の椅子を探している人
チャネルBlog
担当者Shohei
ステータス執筆中
制作期限2026-08-10
公開予定日2026-08-15
公開後の確認公開30日後にクリック数・順位を確認

SNSの場合は、公開日だけでなくキャンペーンや関連するWebコンテンツも記録しておくと、チャネル間の連携が分かりやすくなります。

メールマガジンの場合は、配信予定日、リンク先ページ、キャンペーン名、クリック率などを管理してもよいでしょう。

すべてのコンテンツを同じ方法で管理する必要はありません。自社の運用に合わせて必要な項目だけを残してください。

コンテンツカレンダーとは?

コンテンツカレンダーの概要と全体像の図解

コンテンツカレンダーとは、記事、SNS、メール、動画などの企画・制作・公開予定を一つにまとめた管理表です。

「Editorial Calendar」「Content Marketing Calendar」などと呼ばれることもあります。

例えば複数人でコンテンツを制作する場合、

  • 何を制作するのか
  • なぜ制作するのか
  • 誰が担当しているのか
  • 現在どの工程なのか
  • いつ公開するのか
  • 公開後に何を確認するのか

といった情報を一か所で共有できます。

重要なのは、カレンダーを作ること自体ではありません。

公開漏れや認識違いを減らし、コンテンツ制作を継続できる仕組みを作ることが目的です。

コンテンツカレンダーが必要になる場面

コンテンツカレンダー導入が必要なシーンとメリット

特に以下のような場合は、コンテンツカレンダーを作っておくと管理しやすくなります。

  • 複数の担当者がコンテンツ制作に関わる
  • 制作会社やライターなど外部パートナーがいる
  • 記事、SNS、メールなど複数チャネルを運用する
  • レビューや法務確認など公開前の工程が多い
  • 季節商品やイベント、キャンペーンに公開日を合わせる
  • 新規コンテンツと既存コンテンツの更新を並行して行う

一方、一人で不定期にブログを更新する程度であれば、シンプルなタスクリストだけで十分な場合もあります。

管理方法を複雑にすることよりも、現在の制作量やチーム構成に合った方法を選ぶことが大切です。

コンテンツカレンダーに最低限入れたい項目

コンテンツカレンダーに最低限必要な管理項目

コンテンツカレンダーに入れる項目は、チームや運用方法によって異なります。

最初は以下の項目をベースにするとよいでしょう。

項目記入内容目的
企画名記事・投稿の仮タイトル対象コンテンツを識別する
目的・KPI認知、検索流入、商談支援などなぜ制作するのかを共有する
対象読者誰のどの課題に答えるかコンテンツ内容のずれを防ぐ
チャネル・URLWeb、SNS、メールなど配信先を管理する
担当者執筆、編集、承認など次に対応する人を明確にする
ステータス企画、制作中、確認中、公開済みなど現在の進捗を共有する
期限・公開日各工程の期限と公開予定日遅れを早く把握する
結果クリック、登録、売上など次の企画へ学びを残す

SEOコンテンツを中心に運用する場合は、

  • ターゲットキーワード
  • 検索意図
  • Search Volume
  • 公開URL
  • リライト予定日
  • Google Search Consoleのクリック数

などを追加してもよいでしょう。

コンテンツカレンダーの作り方

コンテンツカレンダーを作成する6つのステップ

1. コンテンツ制作の目的を決める

まずは「何本の記事を公開するか」ではなく、コンテンツを使って何を達成したいのかを決めます。

例えば、

  • Organic Trafficを増やす
  • 特定カテゴリーの商品認知を増やす
  • メール登録者を増やす
  • 商談につながるコンテンツを増やす
  • 既存顧客からの問い合わせを減らす

などです。

可能であれば、四半期や年間の事業目標と紐づけておきます。

2. 読者とテーマを整理する

次に、誰に向けてどのようなコンテンツを作るかを整理します。

アイデアを考える際には、

  • 顧客が抱えている課題
  • Googleで検索されているキーワード
  • 検索意図
  • 営業担当者がよく聞かれる質問
  • カスタマーサポートへの問い合わせ
  • SNSでよく見られる質問

などを参考にできます。

コンテンツカレンダーは単なるスケジュール表ではなく、どの顧客課題に対してコンテンツを作っているかを可視化するためにも使えます。

3. チャネルとフォーマットを選ぶ

テーマごとに最適なコンテンツ形式を決めます。

例えば、

  • ブログ記事
  • 商品ページ
  • ランディングページ
  • YouTube動画
  • Instagram
  • LinkedIn
  • メールマガジン

などがあります。

一つの企画を複数チャネルへ展開する場合は、それぞれを関連付けて管理しておくと便利です。

4. 担当者と制作工程を決める

企画、制作、レビュー、承認、公開など、それぞれの工程で誰が担当するのかを決めます。

例えば、

企画 → 執筆 → 編集 → 法務確認 → 公開

というフローがある場合、それぞれの担当者と期限を設定します。

実際の運用では、公開日の遅れよりも「誰かの確認待ちで止まっている」ことが問題になるケースが多いため、担当者を明確にしておくことが重要です。

5. 無理のない公開日を設定する

公開日は、制作時間だけを基準に決めないようにします。

  • 担当者の休暇
  • キャンペーン
  • 商品発売
  • 社内イベント
  • 他施策との重複
  • 法務・ブランド確認
  • 制作会社のリードタイム

なども考慮して設定します。

すべてのスケジュールを限界まで詰めるのではなく、一定の余白を持たせておく方が長期的には運用しやすくなります。

6. 公開後の確認日を設定する

コンテンツは公開したら終了ではありません。

公開前の段階で、

  • いつ確認するのか
  • 何の指標を見るのか
  • 誰が確認するのか

まで決めておきます。

SEO記事であれば、公開30日後・90日後などに、

  • Google Search Consoleのクリック数
  • Impression
  • 検索順位
  • CV
  • Engagement

などを確認できます。

結果をコンテンツカレンダーに残すことで、次の企画やリライト判断に活用できます。

コンテンツカレンダーを週次・月次で運用する

コンテンツカレンダーの週次・月次運用サイクルの図解

コンテンツカレンダーは、作成するだけではほとんど意味がありません。

定期的に確認し、更新することが重要です。

週次:進行状況とブロッカーを確認する

週次では、主に直近の制作状況を確認します。

  • 今週公開するコンテンツ
  • レビューや承認の状況
  • 期限を過ぎているコンテンツ
  • 次に対応する担当者
  • 取材や素材待ちなどのブロッカー
  • 予定変更による他チャネルへの影響

会議を行っている場合は、別途進捗資料を作るのではなく、コンテンツカレンダー自体を開いて確認すると管理がシンプルになります。

月次:コンテンツの配分と成果を確認する

月次では、個別コンテンツの進行だけでなく、全体のバランスを確認します。

  • 特定の商品やテーマに偏っていないか
  • 顧客の購買段階に偏りがないか
  • 新規制作と既存コンテンツ更新のバランス
  • どのコンテンツが成果につながったか
  • どの工程に工数が集中しているか
  • 改善できる制作工程はないか

公開本数だけではなく、コンテンツの目的に対応した成果が出ているかを見ることが重要です。

先の予定を決めすぎない

ローカル・ローリング方式による柔軟なスケジュール管理

コンテンツカレンダーを作ると、半年先や1年先まで予定を埋めたくなることがあります。

しかし、マーケティングでは商品、キャンペーン、検索トレンド、社内優先順位などが頻繁に変わります。

そのため、

  • 直近1か月:詳細に決める
  • 2〜3か月先:ある程度決める
  • それ以降:テーマや仮予定だけ決める

といったローリング方式で管理すると、変更へ対応しやすくなります。

コンテンツカレンダーでよくある失敗

コンテンツカレンダー運用で注意すべきよくある失敗パターン

企画を詰め込みすぎる

公開したい本数から考えるのではなく、実際の制作能力やレビュー期間から逆算します。

継続して公開できるスケジュールを作る方が重要です。

公開日しか管理していない

公開予定日だけでは、どこで制作が止まっているのか分かりません。

レビュー期限や担当者も設定しておきます。

誰も更新しなくなる

コンテンツカレンダーで最もよく起こる問題の一つです。

週次会議前など更新するタイミングを決め、誰が情報を更新するのかを明確にします。

公開して終わりになる

公開後の成果を確認しなければ、どの企画が良かったのか判断できません。

企画段階でKPIと確認日を設定しておきます。

項目を増やしすぎる

管理できる情報が増えるほど便利に見えますが、入力項目が増えすぎると更新されなくなります。

実際に使われていない列は定期的に削除してください。

スプレッドシートで管理できなくなったらツールを検討する

スプレッドシートから専用管理ツールへの移行タイミング

小規模なチームであれば、まずGoogleスプレッドシートやExcelから始める方法で十分です。

コンテンツ数や担当者が増え、

  • タスク間の依存関係を管理したい
  • 自動通知が必要
  • 複雑な承認フローがある
  • 閲覧・編集権限を細かく分けたい

といった課題が出てきた場合は、AsanaやTrelloなどのプロジェクト管理ツールへの移行を検討してもよいでしょう。

ツールの機能数ではなく、現在の運用上の問題を解決できるかを基準に選ぶことをおすすめします。

まとめ

コンテンツカレンダー運用の重要ポイントまとめ

コンテンツカレンダーは、単なる公開予定表ではありません。

コンテンツの目的、担当者、制作工程、公開予定、公開後の結果までを一つにまとめ、チームで共有するための運用基盤です。

最初から完璧な管理表を作る必要はありません。

まずは、

企画名・担当者・ステータス・期限・公開日

程度のシンプルな構成から始め、実際の運用で必要になった項目を追加していく方法がおすすめです。

そして週次で制作状況、月次でコンテンツの配分と成果を振り返ります。

以下のGoogleスプレッドシートテンプレートは無料でコピーして利用できます。自社のコンテンツ制作フローに合わせて自由にカスタマイズしてください。

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