ふきげん猫ちび
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こんな疑問に答えていきます。
具体的には以下の内容について説明します。
- ahrefsとは?
- ahrefsの特徴
- ahrefsの使い方
- ahrefsの登録方法
- ahrefsの口コミ、評判
- ahrefsを利用した効果
ちなみに僕はSEO、アフィリエイト、デジタルマーケティング歴は6年くらいです。
企業のSEO担当としてahrefsをフル活用しています。
ヘイショー
さくっと説明していきます。
目次
Ahrefs(エイチレフ)とは?
シンガポールの会社発の世界的に有名なSEOツールで、競合調査や検索順位のトラッキング、キーワード選定などに使用します。
世界ではSEMRushと人気を二大するオールインワンSEOツールという位置づけですが、日本ではGoogle系プロダクトを除くともっとも人気のあるSEOツールの一つです。
機能紹介の要約
いろいろな機能がありますが、僕がよく使うのは以下の4つです。
- キーワードリサーチ
- ランク・トラッキング
- 競合分析
- 被リンク調査
ランクトラッキングは他のツールでも代用できますが、キーワードリサーチと競合分析、被リンク調査はahrefが圧倒的に優れています。
キーワードリサーチについてはGoogle Keyword PlannerやUber Suggestを使う人が多いですが、キーワードアイデアをマッピングするという作業においてはahrefがもっとも優秀だと実感します。
ヘイショー
無料で使える機能
試しに使ってみたい人のために、機能の一部が無料で開放されているようです。
ヘイショー
費用
運用サイトが少ない個人のアフィリエイターなどはライトプランで十分です。
クライアントを複数持つSEOコンサルであればスタンダードプランをお勧めします。
個人で使用するには価格はかなり高めですが、その他の企業向けSEOツール(コンダクターなど)と比較するとリーズナブルな価格設定です。
ヘイショー
口コミ
ahrefのオーガニックトラフィックのデータって自分のサイトの実際との差ってどんな感じ?うちは、10倍以上多くなってるのとかもあります
— インプ (@aff_imp) March 10, 2019
ahrefs契約するか迷う🤔中古ドメインを取る時はMJ使ってたけどライバルチェックにはahrefのが優秀なのかな🤔
— 南 拓也@青森 (@takkun_takuya) March 1, 2020
またメインジャンルで新しいライバルサイト発見。法人や。
比較的ドメイン若いけど、取材やら写真やらイラスト盛りだくさんですげー見やすいサイト。ahref見ると商標KWで次々上位獲ってる。
毎日のように次々と新しいサイトがでてくるなぁー。
くそー返り討ちにしてやる。#戦い方考えないとお
— さくらます@ただの無職おじさん (@sakuramass_) February 21, 2018
もしかして「ahref使ってます!」って言うと、ストーカー的なキモさある?
「あの人、他人のサイトの情報を見て、いやらしい人ね(ヒソヒソ」って。
あんまりモロはあかんけど「ahrefs使ったらこんな傾向あることに気付いた」とかはありかなと思ったけど、まずもってツイートする人いないよね。
— エース (@Master_of_Life3) February 17, 2018
Ahrefが使えることは知っている。ライバルサイトの上位表示されているキーワードを丸裸にすることができるんだよね。
しかし、1ヶ月99ドルというのがね。
もっと稼げるようにならないと手を出せないね。
— SEO対策とアフィリエイトのみう (@creditcardmiu) December 20, 2017
以前かなり見比べたのですがSimilar Webは(最低でも日本では)参考にして判断すると危険なほどデータにブレがあるサイトが多い印象。
最近公開を始めたahrefによるデータは比較的良いものの、時々全く違うサイトのデータでは?となるサイトがあるんですよね。データ元何なんだろう?— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) February 26, 2017
Ahrefs は、被リンクチェックや競合調査に最も役立つ SEOツールの1つです。自社サイトや競合サイトの分析によって、検索エンジンやソーシャルメディアからアクセス数を増加させるための貴重な情報を得ることができます。
引用 Ahrefs の使い方ガイド:被リンクチェック・競合調査ツール | 儲け額
SEO業界最大級の被リンク分析ツールであるAhrefs(エイチレフス)。
ウクライナのAhrefs社が開発したツールで、被リンク分析以外にも多機能で
WEB担当者の強い味方になってくれます。
ahrefsの各機能の使い方
- ダッシュボードの使い方
- Site Explorerの使い方
- Rank Trackerの使い方
- Content Explorerの使い方
ダッシュボードの使い方
引用:https://ahrefs.com/dashboard
ダッシュボードは、各メトリックスをモニタリングしたいサイトを定期的に観測するために使用します。
- Health Score(ヘルス・スコア) … テクニカルSEOの健康状態を示す指標
- Domain Rating(ドメイン・レーティング) … ドメインの強さ
- Referring domains(参照ドメイン) … 登録しているサイトへリンクを貼っているサイトの数(ドメイン毎にカウント)
- Backlinks(被リンク) … 登録しているサイトへリンクを貼っているページの数(URL毎にカウント)
- Organic traffic(オーガニック・トラフィック) … オーガニックトラフィックの予想値(Google Analyticsの2~4分の1程度の数値になるので注意)
- Organic keywords(オーガニック・キーワード) … 登録しているサイトがランクインしているキーワードの数
以下がサイトを登録する手順です。
- 上のDomain or URLと書かれている入力フィールドにURLを入力
- 右のドロップダウンメニューで「Exact URL」「Path」「Domain」「Subdomains」があるので選択する
- Exact URL … 入れたURLだけを抽出(例:heysho.com/seo/と入力した場合、このページのみのデータが抽出される)
- Path … ディレクトリは以下を抽出(例:heysho.com/seo/と入力した場合、heysho.com/seo/〇〇配下のすべてのページのデータが抽出される)
- Domain … (例:heysho.com/seo/と入力した場合、heysho.com/〇〇といったルートドメイン配下のページすべてのデータが抽出される)
- Subdomains … (例:heysho.com/seo/と入力した場合、heysho.com/〇〇に加えて〇〇.heysho.comといったサブドメインを含めたページすべてのデータが抽出される)
Site Explorer(サイトエクスプローラー)の使い方
サイトエクスプローラーは、競合のオーガニックやSEMのパフォーマンスを調査するツールです。
トラフィックの量だけでなく「どのキーワードでランクインしているか」などを調べることにより、競合サイトがどのようにトラフィックを獲得しているかが分かります。
Site Explorer機能① 被リンク調査
「Site Explorer」→「Backlinks」をクリックすると、競合ページに付いている被リンクをすべて見ることができます。
これを活用する方法は以下の二つです。
- ターゲットキーワードを狙えるかどうかの判断材料にする → ページランクが強くて被リンクが多いページは、いくらコンテンツの質で上回っても順位を上回ることが難しい
- リンクしているページのサイト運営者に連絡して、自分のページにもリンクを送ってもらう → これは海外で流行っている手法で、アウトリーチと呼ばれています。日本ではあまり普及していません
- DR(ドメイン・レーティング) … ドメインの強さ
- UR(URLレーティング) … ページ(URL)の強さ
- Domain traffic(ドメイン・トラフィック)… 該当サイトの月毎オーガニックトラフィック
- Referring domains(参照ドメイン数)… 該当サイトへリンクを貼っているサイトの数(ドメイン毎にカウント)
- Linked domains(リンクされたドメイン) … 該当ページが他のサイトへの外部リンクを貼っている数(ドメイン毎にカウント)
- Ext(外部リンクの数) … 該当ページが他のサイトへの外部リンクを貼っている数(外部リンク毎にカウント)
- Page traffic(ページ・トラフィック)… 該当ページの月毎オーガニックトラフィック
- Kw(キーワード) … 該当ページがランクインしているキーワードの数
Site Explorer機能② オーガニック検索の調査
「Site Explorer」→「Organic keywords」をクリックすると、競合ページが獲得している主要検索ワードが確認できます。
これを活用する方法は以下の二つです。
- 競合サイトのSEO流入源を確認して、同じキーワードをターゲティングして順位を上回ることでトラフィックを横取りできる
- 競合サイトがどのようなトピックのコンテンツを投稿しているかを確認する
- Volume(検索ボリュームの数) … ユーザーが該当キーワードを検索する月毎の数字
- KD(キーワードの難易度)… キーワード獲得の難易度
- CPC(クリック単価)… SEM広告で入札した時のクリック単価
- Traffic(トラフィック) … 該当キーワードからのSEOによる推定流入トラフィック
- Position(検索順位) … 該当キーワードに対して競合サイトの検索順位
- URL … 該当キーワードに対して競合サイトがランクインしているページのURL
Keywords Explorer(キーワードエクスプローラー)の使い方
キーワード選定をするための機能です。
メニューから ①「Keywords Explorer」をクリック → ②キーワードを入力 → ③結果を見る、と使い方はいたってシンプルです。
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Overview(概要)
- Keyword Difficulty(検索ワードの難易度) … 検索1位を獲得するためにどれだけ外部指標が必要かを示すスコア。
- Volume(検索ボリューム)… ユーザーが該当キーワードを検索する月毎の数字
- Traffic Potntial(トラフィック・ポテンシャル)… 検索1位の記事がどれだけオーガニック・トラフィックを獲得しているか(該当キーワードからの流入に限らない)
- Global Volume(グローバル・ボリューム) … 国別で見た該当キーワードの検索ボリューム
- Keyword Ideas(キーワード・アイデア) … 該当キーワードのロングテールや関連キーワードなどを提示してくれる箇所
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Matching Terms(マッチング・キーワード)
該当キーワードを含むロングテール・キーワード一覧を表示してくれます。
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似たような機能で以下の二つがあるのですが、さらっと紹介します。
- Related Terms(関連キーワード) … 該当キーワードで競合サイトがランクインしているキーワード
- Search Suggestions(サジェスト・キーワード) … 該当キーワードで検索した時にGoogleサジェストに表示されるキーワード一覧
Traffic Share by domains(トラフィック・シェア)
該当キーワードに対して、多くトラフィックを獲得している競合サイトが確認できます。
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「Traffic Share by domains」の下にある「Traffic Share – By pages」は同じ内容で競合ページを確認する内容になります。
Rank Tracker(ランクトラッカー)の使い方
検索順位をモニタリングする機能です。
キーワード数の上限はライトプランで750、スタンダードプランで2,000とやや少なめです。
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キーワードを登録する方法
引用:https://ahrefs.com/rank-tracker
- STEP 1: 「Rank Tracker」→ 「プロジェクトを選択」 →「Add keywords」をクリックします
- STEP 2: モニタリングしたいキーワードを入力(複数ある場合は行を改行して入力すれば同時に入力できます)
- STEP 3: 「Add to list」をクリック→ Locationsを「Japan(ja-JP)」に設定→「Add keywords」をクリックする
- STEP 4: トラッキングするキーワードが登録されます
- STEP 5: 競合を追加する
- 次に「Competitors」→「Add competitors」をクリックして、競合サイトの順位をトラッキングします。
- ここでは、「脱毛 口コミ」で上位表示している3つのサイトを登録してみます
- STEP 6: 設定完了
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Overview(概要)の見方
キーワードを登録すると、上記のような形で指標が数字+線グラフで確認できます。
- Visibility(ビジビリティ) … 登録しているキーワードで検索された時にクリックされる総数に対して、どのくらいシェアをとれているかの割合。
- Average position(平均順位)… 登録しているキーワードに対して自分のサイトの平均の順位
- Traffic(トラフィック)… 登録しているキーワードに対して自分のサイトが獲得しているオーガニック・トラフィックの目安
- SERP feature(SERPフィーチャー) … 検索スニペットを獲得している数
- Position(ポジション) … 直近の検索順位の変動。緑が上昇した順位で、赤が下降した順位。
Content Explorer(コンテント・エクスプローラー)の使い方
この機能は、以下の内容に活用できます。
- トピックに対する関連情報を入手して、コンテンツ制作のヒントにする
- 関連情報をSNSでシェアして、ターゲットオーディエンスに有益な情報を提供する
- 関連情報のサイト運営者に声をかけてリンクをもらう
「Content Explorer」をクリックしてターゲットキーワードを入力すると、ここ最近そのトピックに対して書かれた記事が一覧表示されます。
また、新しい記事がネットに投稿されるとEメールで通知が来るようになります。
活用方法はいろいろありそうですね。
使い方の実例:「Keyword Explorer」「Site Explorer」でキーワードリサーチ
ここからは、ahrefsを活用したキーワード選定の実際の流れの一例を見ていきます。
例えば、脱毛のアフィリエイトと仮定して、「脱毛 口コミ」のキーワードリサーチをするとします。

これで関連キーワードを全てリストアップすることが出来ました。
ここからは、競合サイトが獲得している検索流入キーワードを引っこ抜く作業をします。
「脱毛 口コミ」で1位~3位に上位表示されているサイトをピックアップします。
STEP5と同じ内容を、トップドメインで行ってエクセルに落とします。
これで競合サイトがサイト全体でどんなキーワードで集客しているのかが分かります。
ただし競合サイトが特化サイトではない場合は、関係の無いキーワードが多く含まれているので、マニュアルでフィルタリングする必要があります。
Valueと言う項目と、Top keywordというところを見れば、どのページがどのキーワードでどれくらい稼いでいるのかが分かります。
あとはこのデータをフィルタリングすればOKです。
企業のSEO担当はここからまた面倒くさい作業をしますが、ここでは長くなるので省略します。
まとめ
ahrefsは競合とゴリゴリ競い合うような最先端なSEOサイトを運営している人におすすめです。
ちなみに僕は企業サイトのSEOを担当しているのですが、コンテンツ制作や被リンク構築にかなり誓約があるのでahrefsは契約していません。
ただ、それでも最高なキーワードリサーチが出来るので未だに迷ってはいますが。。
とにかく、使ったことが無い人は一度試してみることをお勧めします!
7日間7ドルのフリートライアルがあります。
以上、ご精読ありがとうございました!