僕の投資・資産運用の考え方(トランプ関税の不況を踏まえて)

更新日: by Shohei

今日は、トランプ政権による関税政策をきっかけとした不況の話題が注目される中で、僕自身の投資や資産運用についてシェアしたいと思います。

投資を始めたきっかけ

僕が投資を始めたのは、新型コロナが世界中で広がり始めた頃でした。

周りで投資の話題を聞くことが増え、ふと「自分も何か始めてみよう」と思ったのがきっかけです。もちろん僕はプロの投資家ではなく、ただの会社員です。ここで紹介する方法も、あくまでも自分なりの試行錯誤の結果にすぎません。万が一実践して損をしてしまっても、責任は取れないのでご了承ください。

それでも「投資に興味があるけれど、何から始めればいいか分からない」「他の人の運用の考え方を覗いてみたい」という方の参考になれば嬉しいです。

最近の不況の背景

2025年4月初旬、米国のトランプ大統領が世界各国に関税をかける方針を打ち出し、株式市場は大きく動揺しました。背景としては、アメリカ国内の労働者の保護を重視する狙いがあると言われていますが、実際には金融市場に影響を与え、世界経済に混乱をもたらす可能性が指摘されています。

株価が下がったり、為替相場が不安定化したり、さらには貿易戦争のような展開も懸念される状況です。

こうした不安定な時代だからこそ、改めて「自分の資産をどこに置くのか」を考えることが大切だと感じています。

僕のポートフォリオ

まずは、僕の現在の主な保有銘柄を紹介します。

ETF(投資信託)

  • QQQ(テック企業100社をまとめたもの)
  • iSharesゴールド
  • SPDRゴールド

個別株

アップル、Google、Meta、Microsoft、アマゾン、テスラ、Nvidia、パランティア、AMD、Broadcom、台湾TSMC、アリババ など

ここ数年は、テクノロジー企業への期待からQQQやAI関連銘柄を中心に保有していました。しかし、最近の関税報道による市場の混乱を見ていると、一時的な株価下落だけでなく、これからどの資産にお金を置いておくべきかを改めて考える必要性を強く感じています。

ゴールド投資を中心に考えている理由

そんな中、僕がこれから投資の中心に据えたいと考えているのが、金(ゴールド)です。ゴールドには現物購入とETF購入の2種類がありますが、僕は手続きの簡単さからETFを利用しています(田中貴金属などでの現物購入も魅力的ですが、税金や保管の手間などがあり、今回は見送っています)。

中国のLBMA離脱とゴールド価格の上昇見通し

2023年10月に中国の銀行がロンドン貴金属市場協会(LBMA)を離脱したことで、ゴールド価格が自由に動きやすくなったと言われています。BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)による米ドル離れが進んでいる背景もあり、ゴールドを準備通貨として積み立てる動きが見られるようです。

こうした要因から、今後もゴールドの価格が上昇する可能性が高いと考えられています。

価格変動が比較的緩やか

米国の個別株や仮想通貨などと比べると、ゴールドは比較的価格変動が小さく、インデックスファンドを保有するような感覚に近い点も魅力です。株式市場が急落しても、ゴールドの値動きは緩やかなので、ある程度リスク分散になります。

特に不安定な政策や為替リスクが顕在化しやすい時期には、ゴールドのような比較的“安定”を見込める資産を持っておくことは意味があると感じています。

AI関連株へのスタンス

一方で、AI関連の株式にも引き続き注目しています。テスラやNvidiaなど、将来的に大きく成長しそうな企業に資金を投じるのは、個人的には「夢がある投資」だと思うからです。

ただ、足元では関税や為替の問題で株価が大きく乱高下する可能性があるため、これまで以上に慎重さが求められます。特に短期的な値動きに一喜一憂しがちな方には、ストレスが大きいかもしれません。

とはいえ、AIやロボティクス、クリーンエネルギーなど、今後数十年で世界が大きく変わると考えられる分野への投資は、長期的視点をもてる人にとっては魅力的です。買うなら一気に大きな額を投入するよりも、少しずつ時間分散をしながら様子を見ていくほうがリスクを抑えられます。

最近の不況への対策

トランプ大統領による関税措置が表面化して以降、株価は急落する場面がありました。こうした混乱は短期間で収まるかもしれませんが、世界中で保護主義の動きが強まれば長引くリスクも十分あり得ます。

資金に余裕のない方や、短期的な値動きに耐えられない方は、焦らず慎重に判断することをおすすめします。

会社員として安定収入があり、日々の生活費が株の含み損を補えるような方であれば、焦って売らずにホールドしたり、少額ずつ買い増したりするのも一つの選択肢ではないでしょうか。

世界経済は、関税の影響だけでなく、AIの進展や金融政策・為替政策など多くの要素が複雑に絡み合って動いていきます。短期的な暴落に翻弄されるよりも、「これから10年、20年先を見据えたとき、どんな企業や資産が価値を伸ばしそうか」を考えながら投資をすることが、この不透明な時代には合っていると感じています。

不動産投資について

マンションの価格や東京の家賃も上がっていますが、今後の経済不透明感を考えると、僕は不動産投資には慎重な姿勢です。

  • 良い物件を探す難しさや管理費の上昇リスク
  • 施設老朽化や建て替え費用など先々の負担
  • 管理や売却の手間

こうした点を考慮すると、マンション投資はなかなかハードルが高いと感じます。

どうしても持ち家を検討したい場合は、戸建てで土地資産として残す+通勤に支障がない範囲を選ぶなど、将来的な柔軟性があるほうが安心かもしれません。

情報収集の方法

僕は、川島和正さんや中嶋聡さんのメルマガを中心に情報収集しています。それぞれ異なる切り口で経済・投資・テクノロジーの話題を提供してくれるので、幅広い視点を得られるのが魅力です。

川島和正さんのメルマガ

エンタメから投資ネタまで多岐にわたるので、日々のちょっとした気づきや海外トレンドをチェックしやすいです。

中嶋聡さんのメルマガ(有料)

主にAIやプログラミングの勉強用に読んでいますが、株式投資や時事ネタにも触れられているので、最新テック事情と投資情報を同時に得られます。

まとめ

トランプ関税など保護主義的な政策の影響から、株価は乱高下しやすい局面にあります。

株式投資においては、短期的な波に乗るのが難しくなってきています。余剰資金のない方やリスクに耐えられない方は特に注意が必要でしょう。

そんな中、ゴールドは今後も上昇が期待できる面があり、比較的価格変動が緩やかなため、資産の一部をゴールドに置いておくことでリスク分散を図るという選択が考えられます。

AI関連株や不動産なども魅力はありますが、すべてに突っ込むのではなく、「どこに資産を置くべきか」を慎重に見極めながら分散するのが大切だと実感しています。

繰り返しになりますが、最終的な投資判断はあくまで自己責任となります。僕自身も試行錯誤しながら学んでいる途中です。このブログでの情報が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。今後も状況に応じてポートフォリオを見直しながら、投資記録を続けていきたいと思います。

※免責事項
この記事は個人的な経験や見解であり、特定の商品やサービス、投資対象を推奨するものではありません。投資は自己責任で行い、損失が出ても当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。