このような声にお応えするために、以下の内容について解説していきます。
- デジタルマーケティングとは?
- 施策一覧
- デジタルマーケティングの会社
- デジタルマーケティングを勉強する方法
僕は7~8年くらい会社でデジタルマーケティングの仕事をしていて、個人でもブログ/アフィリエイトで稼いでいます。
今までの経験に基づいて解説していきますので、参考にしてみてください。
目次
デジタルマーケティングとは?
インターネットやデジタルのテクノロジーを用いて自社のサービスへ集客したり売上を伸ばしたりするマーケティングの手法のことです。
具体的に何をするかと言うと、以下の施策一覧に書いていきます。
施策一覧
ランディングページ最適化(LPO)
ランディングページというのは、ユーザーが自社サイトを訪問する最初のページのことで、これを改善することで離脱を防いだり、購入を促進することが出来ます。
関連記事 LPO(ランディングページ最適化)とは?
コンバージョンレート最適化(CRO)
心理学や統計学的なトリックを使ってユーザーが購入しやすいような仕掛けを作る戦略のことです。
例えば、「カートへ入れる」のボタンを分かりやすい位置に置く、目立つ色に変える、大きくする、などです。
このような細かいテクニックがおそらく1000個以上あるのですが、自分のターゲットユーザーに受けそうなものを適用していくと購入者数が増えていきます。
関連記事 コンバージョン率最適化(CRO)の方法まとめ。CVRを上げる効果的な施策
ペルソナ、カスタマージャーニーの設定
ターゲットユーザーを設定して購入までの経路を想像してみることで、自分が具体的に何をするべきかが見えてきます。
ペルソナとカスタマージャーニーを分かっていないと、とんちんかんな発言をしてしまいます。
Twitterのプロフに「マーケティングのプロ」って書いてあるのにフォロワー数がめっちゃ少ない人の自己矛盾と胡散臭さを説明するワードが欲しいよ…
— なーちゃん@登録215万人ママYouTuber (@naaachanel_) January 17, 2020
上記は人気YouTuberのなーちゃんさんが言っていた言葉。
マーケティングのプロのゴール(売上)、ペルソナ(大手企業のデジマ担当)、カスタマージャーニー(広告 or 検索→Eメール登録させる→直接営業)が分かっていれば、プロのマーケッターがTwitterのフォロワー数を重要視しないことが理解できると思います。
関連記事 ペルソナの作り方。例とテンプレート付き
UXリサーチ
簡単に言うと、ユーザーインタビュー、競合分析、データ解析のことです。
この中でも一番有効なのがユーザーインタビューで、ペルソナに近いユーザーに定期的に聞き込みをして、欲しい情報を提供し続ければ間違いなくビジネスは成長します。
ファネル分析
ファネルとは、ユーザーがサイトを訪問してから購入に至るまでに通過した経路のことです。
安価な商品であればファネルは短いし、高価または複雑な商品であればファネルは長くなります。
これもテストを繰り返して、製品に合った最適なファネルを用意してあげる必要があります。
関連記事 ファネルマーケティングとは?潜在顧客→見込み客→売上への導線
商標の対策
商品名で検索するユーザーは一般的に購入する可能性が高いです。
ただし現在はさまざまなプラットフォームが存在する(例えば楽天やアマゾンなど)ので、一つの商品名に対してさまざまな強豪プラットフォームが検索順位を競争しています。
企業のマーケティング担当の人は、自社製品の各検索順位で必ず1位が取れているかを確認する必要があります。
アップセル・ダウンセル
例えばECサイトを運営しているとして、各製品に一律の利益を乗せて販売することはなかなか難しいです。
なので赤字ぎりぎりの商品(フロント商材と呼ばれる)で客を引き寄せて購入してもらい、そこから単価を上げていく戦略が有効です。
SEO/コンテンツマーケティング
年々難しくなっていますが、それでも長期的に見てもっとも費用対効果が高い施策です。
ブログなどを通じて自社製品の良さを知ってもらったり、ポテンシャルカスタマーを集客して認知度を上げることが出来ます。
関連記事 初心者向けSEO対策完全ガイド
リスティング広告
企業のデジタルマーケティング担当をしているのであれば、まず手をつけたいのがここ。
予算がコントロールできるし、成果もトラッキング出来るので会社側からすると承認しやすいプロジェクトになります。
SNSマーケティング
ソーシャルメディアを利用してブランドの認知度を上げる手法です。
売上に直接影響があるかと言われれば疑問がありますが、それでもやらないという選択肢は無いです。
最近はオムニチャンネル・アプローチという多チャンネルで同じコンテンツを流用する手法が流行っています。
Eメール配信
よくSNSと比較して古いと言われていますが、有名マーケッターはほぼ全員この手法を一番に推しています。
理由は世の中の人ほぼ全員がEメールを持っているし、成約率も高いからです。
SNSでも同じようなことが出来ますが、他のプラットフォームに依存するのでトラフィックが減る可能性があります。
自分の運命を自分でコントロールしたいのであれば、Eメールを集めてリストを作り、Eメール配信で成果を上げるというファネルを用意することをおすすめします。
なお、日本ではLine@で似たようなことが出来ます。
動画/YouTubeマーケティング
3年くらい前から言われていましたが、年を追うごとに勢いが増しているような気がします。
僕も少し前から試していますが、ポイントは以下の通り。
- YouTubeの広告から収益を上げようとしない
- Webサイトに動画を埋め込んで、サイトのUXを上げるために使用する
- SEO対策する
- マニュアルで字幕を入れる
関連記事 YouTubeの始め方。完全初心者が最初の一歩を踏み出すためガイド
関連記事 【初心者向け】YouTubeチャンネルの作り方。プランニングのコツ
関連記事 YouTubeの特化型専門チャンネル5選【誰でも出来る】
昔よくしていたのが、Naverまとめを用いて集客する方法です。
上手くいけば以下のメリットが得られます。
- ドメインレベルの高い被リンクが得られる
- まとめ記事から自社サイトに送客できる
- キーワードで直接ランクインできる(← これは難しいです)
作り方のコツは以下の記事をご参照ください。
関連記事 Naverまとめ人気記事の作り方。白タグ、Yahoo枠、Google検索SEOのコツ
デジタルマーケティングの会社
とりあえず有名どころは以下の通りです。
- 電通
- 博報堂
- サーバーエージェント
- アイレップ
- オプト
- アイ・エム・ジェイ
- セプテーニ
- GMO
- アクセンチュア
ただし、これらの会社は費用がとてつもなく高価なので世界のトップ企業しか相手にしないことが多いです。
中小企業であれば、地元のエージェンシーに依頼することが多くなります。
デジタルマーケティングを勉強する方法
企業向けデジタルマーケティングの話であれば、おすすめは以下の通りです。
- Neil Patel(英語)
- Moz(英語)
- Backlinko(英語)
- フェレット
とりあえずNeil PatelのMarketing Schoolというポッドキャストを聞いておけばデジタルマーケティングに関する知識が全体的につくと思います。
個人向け(ブログ、アフィリエイト)であれば、有名どころのインフルエンサーのTwitterで追っておくと良いです。
関連記事 SEO、デジタルマーケティングが学べる国内&海外のブログ14選
まとめ
とりあえず走り書きしましたが、どんどんアップデートしていくのでまた見に来ていただけると幸いです。
ご精読ありがとうございました!