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ファネルマーケティングとは?潜在顧客→見込み客→売上への導線

ファネルマーケティング

ふきげん猫ちび

マーケティングの話をしていた時に「ファネル」という言葉が出てきたんだけど、どういう意味?
今はカスタマージャーニーやファネル戦略について勉強していて、分かりやすく解説している記事を探している。

ふきげん猫ちび

ふきげん猫ちび

運営サイトで収益が伸びないから、購入経路を整理したい。

このような方に向けて記事を書きたいと思います。

ちなみに海外のマーケティングのブログやYouTubeには「ファネル」という言葉が頻繁に出てくるのですが、実際に勉強して運営サイトで試したところ、かなり収益が伸びました。

具体的には、以下の内容について解説します。

  • ファネルとは?
  • マーケティングにおいてCVファネルの最適化が一番重要な理由
  • ファネルマーケティングの基礎テクニック「Tofu / Mofu / Bofu」とは?
  • ケーススタディ(例)

参考にしていただけると幸いです。

ファネルとは?

上記のYouTubeで分かりやすく解説されています。

ファネルは一言で言うと「お客さんがサイト訪問から離脱までに通った道のことです」のことです。

CVファネルとは、「お客さんがサイト訪問から製品(またはサービス)購入までに通った道のことです」

マーケティングにおいてCVファネルの最適化が一番重要な理由

短い期間で売り上げを伸ばす方法は何?

ふきげん猫チビ

ヘイショー

CVファネルを最適化することかな。

よく僕の元に「1カ月以内に注文を50%増やしたい」みたいな依頼が来るのですが、この時に僕が提案する内容はいつも「CVファネルを最適化すること」です。

例えばブランド力のあるECサイトとかだと、一番売り上げが出るCVファネルは大体「Topページ→製品詳細ページ→カートページ→注文確定ページ」になります。

これらのページでCRO(コンバージョンレート最適化)やUXO(ユーザーエクスペリエンス最適化)を行うと、短期間で売り上げが上がります。

よく「ブログを始めよう」とか「各ページの文章を見直そう」みたいなランダムな案を出す人もいますが、CVファネルの上にないページをいくら最適化しても費用対効果は低いです。

ファネルマーケティングの基礎テクニック「Tofu / Mofu / Bofu」とは?

つまり、ちゃんと手順を踏みましょうという話です。

ファネルの始まり
Top of the Funnel(Tofu)
潜在顧客を獲得するステージ
ファネルの真ん中
Middle of the Funnel(Mofu)
見込み客を教育して顕在顧客にするステージ
ファネルの終わり
Bottom of the Funnel(Bofu)
顕在顧客を成約させるステージ
ちびがもし道端でいきなりオス猫から「結婚してください」って言われたらどう思う?

世界のヘイショー

ふきげん猫ちび

びっくりして逃げちゃうかも。。
Webの世界も同じで、ページを訪問していきなり「買ってください」という雰囲気がぷんぷんしてたら嫌だよね。

世界のヘイショー

ふきげん猫ちび

うん、詐欺かな~と思うよね。
自分のサイトに訪問してもらったら、訪問する人の悩みを解決してあげつつ、自分の良さをさりげなくアピールすることが重要なんだ。

世界のヘイショー

これらのテクニックは、特に高単価の商品を売っている人や複雑な製品を売っている人にとっては効果的です。

ケーススタディ①
リストビルディング→メルマガ

ブログなどでよく「Eメール登録をお願いします」と書かれていることをよく見るよね。

世界のヘイショー

ふきげん猫ちび

よく見るね~。最近はLine@とかも多くなってきてる気がする。

この戦略は典型的なTofu/Mofu/Bofuの例です。

Tofu=メルマガ登録、Mofu=Eメール配信でファンになってもらう、Bofu=Eメールで売りたい商品やサービスを紹介する、みたいな感じ。

ケーススタディ②  – アフィリエイトの場合
ランディングページ → ストーリー → セリングページ or マネーサイト

あまり公開したくなかったのですが、今回は僕が運営している海外就職ブログでのCVファネルの一つを例に出してみます。

Top of the Funnel(Tofu)
SEOで集客するページ。
Middle of the Funnel(Mofu)
ストーリーを見せることで読者との距離をぐっと近づけることが出来る。
Bottom of the Funnel(Bofu)
セリングページ。このブログではいくつかのCVファネルがあって、全部ここに辿り着く。

ファネルマーケティングの良いところは、競争の激しいキーワードを避けれるところです。

アフィリエイターの中には「外資系 転職」とか「おすすめ 転職 エージェント」みないな今すぐキーワードを狙う人がいますが、これらのキーワードは上位に来ても競争が激しいからすぐに順位が落ちます。

だからメンテに時間を割きたくない人は、成約から遠いキーワードを狙って、CVファネルに誘導します。

そうすることによって放置しても売り上げを上げてくれるページを作ることができます。

ケーススタディ③ ECサイトの場合
トップページ → ストーリー → セリングページ or マネーサイト

今度は企業のECサイトのCVファネルを見てみます。

Top of the Funnel(Tofu)
アップルのようなブランド力のあるサイトは、トップページのトラフィックがばかでかいことが多いです。このような場合、トップページからのCVファネルを強化すればサイト全体のCVRが上がります。
Middle of the Funnel(Mofu)
高額商品や複雑なサービスを販売する場合、Mofuのクオリティが重要になります。LPOを参考にするとよいかも。
Bottom of the Funnel(Bofu)
製品ページはスペックや保証など、必要な情報を簡潔にまとめたページ。ECサイトの場合は、手順を踏んでここに誘導することが重要なキー。

実際にiPhoneを購入する機会があれば、サイト訪問~購入までのファネルを見てみてください。

驚くほどにスムーズにページ間の遷移が進みますし、必要な情報がすべてファネル上に配置されていることに気づくと思います。

まとめ

現在のマーケティングにはいろんなチャンネル、手法がありますが、本質はシンプルです。

ヘイショー

ペルソナ(ターゲットユーザー)のCVファネルを最適化すること。

Tik TokするとかYouTubeするとか、ブログはオワコンとか音声検索対策するとかPodcastするとか、いろいろな話題が挙がっていますが、流行りに乗る必要はありません。

ターゲットユーザーの購入経路をイメージして、そこで最高のUXを提供し続けることが出来るひとが勝ちます。

ヘイショー

お客さんに最高の商品体験を提供しましょう。

僕が伝えたかったことは以上になります。

参考にしていただけると幸いです!