ふきげん猫ちび
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こんな人に向けて、僕が試行錯誤した末に一歩踏み出して分かったことをこの記事で共有します。
具体的に言うと、以下の内容です。
- なんのトピックのチャンネルを作ればよいか分からない時の対策
- 人前で話すのが苦手な時の対策
- 再生回数を伸ばすための対策
- 動画編集する時間がない時の対策
- 最短で結果を出すための対策
この記事はYouTubeを始めようと思っているけど全然最初の一歩が踏み出せない人にとっては有益になると思いますので、ご精読いただけると幸いです。
目次
YouTubeチャンネルの作り方のコツ
まずは以下の内容に沿ってプランニングしてみてください。
- まずは自分のポジションを把握する
- ゴールを決める
- ターゲット層を決める
- Value Proposition(バリュープロポジション)について考える
- ビデオのフォーマット
- 投稿の頻度
- チャンネル名を決める
多くの人が「YouTubeはじめたいな~」と思いつつも、「競争激しいから厳しいだろうな~」と思っていると思っていますが、個人的にはまだまだチャンスがあると思います。
ヘイショー
よくSNSなどで「こんな動画が100万回再生?」みたいなネタを見つけることがありますが、チャンネルをよく見るとちゃんとユーザーに価値を提供し続けている秀逸なものであることが分かります。
そのようなニッチなチャンネルを作りたい人にとっては有益な内容になると思います。
ヘイショー
STEP 1. まずは自分のポジションを把握する
YouTubeは現在、毎分300時間の動画が投稿されていると言われているほど激戦区と化しています。
その中で突き抜けるためには、自分が取れるポジションを把握する必要があります。
以下の内容について、書き出してみてください。
- スタイル
- ビデオの種類(How to、vLog、おもしろ系、音楽系など)
- 投稿の頻度
- ビデオの長さ
- ターゲット層
STEP 2. ゴールを決める
YouTubeの目標の例をざっくりまとめてみました。
- 広告収入を得る
- 個人、またはブランドの認知度を上げる
- Webサイトに誘導して自分のサービスを売る
人気チャンネルを作って広告収入を得たいのであれば、正直言って片手間で出来る内容ではありません。
ただ2と3の目的であれば、しっかりと戦略を立てれば目標を達成することはそんなに難しくないです。
STEP 3. ターゲット層を決める
ターゲットを決める際には、具体的であればあるほど良いです。
- 大学生
- 主婦
- カフェ好き
- シェイプアップしたい
例えば「カフェ好き」のチャンネルを作るにしても、その中からさらに絞り込む必要があります。
ある人が「こういうチャンネルを探してたんだ!」を感じた時に初めてチャンネル登録、Like、シェアを付けてくれます。
良い例がこちら。
かっこいいスーツを着たい人にとって、このチャンネルは神ですよね。
明確にターゲティングが出来ている良い例です。
STEP 4. Value Proposition(バリュープロポジション)について考える
意味は、ターゲット層にとってどのような価値が提供できるかという話です。
- 忙しい主婦が手軽に健康的な食事を作るコツを伝授する
- フィットネストレーナーが短期間でムキムキの体を手に入れる方法を伝授する
- お笑い芸人がおもしろい動画を提供する
おすすめは本業を極めて、その内容を発信することです。
STEP 4. ビデオの種類
よくある動画の種類は以下の通りです。
- Vlog
- モチベーション系
- インタビュー
- どっきり
- How to
- POV(Point of View)
これらのフォーマットの中で、ターゲット層に向けてもっともよい情報を届けることが出来るフォーマットを選びます。
STEP 5. 投稿の頻度を決める
投稿の頻度は一定であり続ける必要があります。
例えば週一回と決めたのであれば、かならず週一回は投稿するようにした方がよいです。
一定の間隔を保つことによって、ユーザーが一定の頻度で再訪してくれるようになります。
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STEP 6. チャンネル名を決める
チャンネル名の種類は以下の通り。
- 本名(例:三崎 優太)
- ブランド名(例:Nike)
- カテゴリー(実況ゲームチャンネル)
- 説明っぽい名前(アシタノワダイ)
エンタメ系の内容を顔出し、本名で行う場合はいろいろと大変なことも多いようなので、注意が必要です。
チャンネル名をみて内容がざっくり分かるように
できればチャンネル名を見て一瞬で内容が感じ取れるようなものがよいです。
欲を言えば、トピックをハイライトできるようなクリエイティブな名前がよいです。
例えばこのチャンネル「Video Influencers」は良い例で、一瞬で内容が分かるし、覚えやすい名前ですよね。
他のチャンネル名とかぶらないように
例えば「明日のおもしろい話題」というチャンネル名をつけたとします。
しかし「アシタノワダイ」という人気チャンネルがすでにありますので、いくら宣伝してもユーザーがこちらのチャンネルに行きついてしまいます。
その他の注意事項
- 数字を避ける… スパムっぽいので
- 自分の好きなブランドが、なぜ目立っているのかを考える
- ドメインやSNSの空き状況を確認しておく… ビジネスが拡大すれば、他のチャンネルも開設することになると思うので
- なるべくシンプルに…. 英単語であれば、覚えやすい単語2、3語くらいで構成されているものがよいです
なんのトピックのチャンネルを作ればよいか分からない時の対策
おすすめは自分の興味ある内容に対しての専門チャンネルを複数作ることです。
例えば、僕の場合は以下のチャンネルを作りました。
- 街中を散歩して練り歩くチャンネル
- ヴィーガンのレストランや手作り料理を共有するチャンネル
- デートスポットを紹介するチャンネル
これらの内容は普段の日常生活である程度時間をかけている内容なので、撮影→動画編集→アップするだけで定期的な投稿が実現できます。
逆に「企画→動画撮影にわざわざ出かける」というプロセスが入ると一気にハードルが上がるので、まずは小さく始めることをおすすめします。
マネタイズしやすいチャンネルの特徴
YouTubeチャンネルをマネタイズする一番簡単な方法は、「一つの悩みに対して解決方法を提示する専門チャンネル」を作ることです。
インスタグラムと同じ。
- 「転職活動の面接で上手く話したい」という悩みに対しての解決方法を提示するチャンネル(例:Linda Raynier)
- 「東京を観光したいけどどこに行けばいいか分からない」という悩みに対しての解決方法を提示するチャンネル(例:Paolo fromTOKYO)
- 「ブレイクダンスの技の習い方が分からない」という悩みに対しての解決方法を提示するチャンネル(例:SOLPM Instructional)
チャンネル登録者数が増えれば、自社サイトまたはメルマガに誘導してサービスや商品を販売できます。
人前で話すのが苦手な時の対策
この問題を解決する方法は以下の通りです。
- トークが入らない動画を作る
- トークを練習する
- パートナーを見つけて、他の人に話してもらう
この中で一番ハードルが低いのが「トークが入らない動画を作る」ですよね。
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YouTubeの動画が見られるまでのジャーニーには、2通りがあります。
- チャンネル登録している人が見に来る
- キーワード検索から見に来る
キーワード検索からの流入を目指すのであれば、YouTubeみたいなクオリティの高い動画やおもしろいトークが無くても、検索ニーズに答えるコンテンツを提供すれば上位表示が十分可能です。
再生回数を伸ばすための対策
付属するSNSアカウントを運用する
ここ2~3年でYouTubeを始めた人たちで成功している人たちに共有していることは、「SNSで集客していること」です。
例えば、仮めんたりすとえるさんはTikTokでフォロワーを増やしてYouTubeに誘導しました。
マナブさん、イケハヤさんはTwitterで何十万のフォロワーがいるので、始めて数年でトップレベルに登り詰めました。
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ただし現時点でSNSのフォロワーが少ない人は何をすればよいのかと言うと、以下の方法を推奨します。
- Twitter、インスタの専門チャンネルを作る
- YouTubeの動画と同じ内容を定期的に投稿する
- 関連アカウントをフォロー+アンフォローを繰り返してSNSチャンネルのフォロワーを増やす
フォロー+アンフォローを繰り返すという方法は賛否両論がありますが、現在多数のフォロワーを抱えている人のほとんどは初期段階でこれを実行しています。
「キーワード検索」からの流入を増やす
現在のYouTubeにおいてもっとも有効な戦略は「キーワード検索」からの流入を増やすことです。
なぜか。
理由は以下の通り。
- YouTubeのキーワード検索の需要は年々伸び続けている
- 競合が少ないキーワードがまだまだある
つまり、5年前のブログ業界の状況みたいな感じです。
YouTubeでキーワード検索すれば分かると思いますが、ロングテールを狙えば競合がまだまだ弱いので、検索意図に応えるコンテンツを届ければ勝てる余地はあります。
上記の理由により、僕は以下の戦略を実行することにしました。
- 動画のクオリティは捨てて、自分が獲得したいキーワードをリストアップする。
- それぞれの動画は、キーワードに対しての検索意図を把握してそれに回答するコンテンツを用意する。
- トーク、動画編集のクオリティはあまり気にしない。(続ける内に徐々に上がると思います)
最初は再生回数は気にしない
上記の戦略を採用する場合、始めは再生回数はあまり伸びないと思います。
ただキーワード検索からの流入がある分、時間を置くと徐々に伸びていくかもしれません。
大事なのは「同じ悩みを抱えている人にチャンネル登録してもらうこと」と、「同じ悩みを抱えている人が関連するキーワード検索した時に上位表示されていること」、の2点です。
動画編集する時間がない時の対策
僕は以下の方法を実践しています。
- iPhone11で撮影→ iMovieで編集 → 投稿
- GoPro Hero 8で撮影 → Quick または iMovieで編集 → 投稿
編集時間は10分から30分くらいです。
手抜きしすぎかとは思いますが、今はとにかく「動画を定期的に投稿する」というステップをクリアしたいので、編集時間は最低限に抑えています。
最短で結果を出すための対策
下記のプロセスを踏んでマネタイズするのが現実的だと思います。
副業で行う場合は、2年くらいのスパンで見た方がよいかもしれません。
専門チャンネル(特化チャンネル)の紹介
世の中には「これでこんなに再生数が多いの?」という内容のYouTube動画が多数存在しています。
研究も兼ねておもしろいチャンネルをリストアップしてみました。
参考までにご紹介します。
日本のおもしろいカルチャーを紹介するチャンネル
チャンネル名 japanesestuffchannel
このチャンネルは、日本の変なモノを紹介する動画をアップし続けています。
この動画のクオリティでチャンネル登録者数が200万人以上もいるのは驚きですね。。
このチャンネルが提供している価値
- 日本のおもしろいアイデアが知れる
- 日本文化好きにとって、単純におもしろい
- 余計なしゃべりが無いので、繰り返し見れる
ターゲット
- 日本文化に興味がある人
- おもしろいモノ好き
日本の街をひたすら無言で歩くだけのチャンネル
チャンネル名 Rambalac
このチャンネルは日本の観光地を練り歩くPOV動画をアップしまくっています。
このチャンネルが提供している価値
- 観光地のニュアンスが分かる
- 高画質で手ブレもないので、場所の美しさが分かる
- 40分と長いので、気軽に流しっぱなしに出来る
- 余計なしゃべりが無いので、繰り返し見れる
ターゲット
- 日本の観光地に行きたくても行けない人
- 日本の観光地に行く予定がある人
ウォータースライダーに乗るところを撮るだけのチャンネル
チャンネル名 AmusementForce
この動画はなんと2億回再生されています。
美女が映っていたら簡単に追い越せそうな気はしますけどね。。
このチャンネルが提供している価値
- ウォーターパークに行く際に参考になる
- ただ単純に映像がおもしろい
ターゲット
- ウォーターパークに行く予定がある人
- SNSなどで偶然動画に興味を持った人
遊園地の乗り物に乗るだけのチャンネル
チャンネル名 Theme Park Review
このチャンネルは普通におもしろいですね。
特にジェットコースター系の動画はよく見まています。
このチャンネルが提供している価値
- 遊園地に行く際に参考になる
- ただ単純に映像がおもしろい
- ジェットコースターに乗れない人が、映像を見て楽しめる
ターゲット
- 遊園地に行く予定がある人
- SNSなどで偶然動画に興味を持った人
野良猫を撫でまわすだけのチャンネル
チャンネル名 Impressed cat video
このチャンネルが提供している価値
- 猫の動画で癒されたい
- 同じ猫の動画ばかりだと飽きるので、いろんな猫が見たい
ターゲット
- 猫好きな人
特化型専門YouTubeチャンネルの特徴
- 本人の声が入っていない
- 視聴者へ明確な価値が提供されている
- トピックが統一されている
- 3年以上投稿され続けている
- 高画質で手ブレが少ない
- タイトル、ディスクリプションを英語で書いている
人気の特化チャンネルを作るには
YouTubeを始めたことがある人は分かると思いますが、はじめたばかりの頃は全然再生数が伸びません。
特化チャンネルを作ることは簡単ですが、再生回数を稼ぐのは至難の業です。
以下の条件をクリアできる人は可能性があると思います。
- 3年以上週一回投稿できる
- ブログやSNS、メルマガ配信からYouTubeへ誘導できる
マーケティングの神と呼ばれるNeil Patelの話によると、特にメルマガ配信が一番効果的だったそうです。
なので「ついでにYouTubeにアップする」とか「とりあえず動画のYouTubeに保存しておく」くらいの軽い気持ちで始めるのがよいかもしれません。
動画のデータベースを作ることはいろいろなメリットがある
YouTubeで専門チャンネルを作るメリットはいくつかあります。
- 自分のPCやオンラインストレージに動画を保存する必要がなくなる(いつでもダウンロードできるので)
- 別の用途で動画が必要になった時に、YouTubeから検索して見つけることが出来る
- YouTube動画を撮るためにいちいち時間を割く必要がない(片手間で出来る)
- 個人でvLogを始めるよりもよっぽど再生回数が伸びやすい
まずはユーザーに有益な情報を提供する専門チャンネルを作ってみましょう!
まとめ
上記が僕が考えた弱者の戦略です。
ヘイショー
ご精読ありがとうございました。