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SNSマーケティングとは?伸ばし方のコツ

SNSマーケティングとは?伸ばし方のコツ

ふきげん猫ちび

企業のWebマーケティング担当としてSNSの正しい使い方を知りたい。
SNSでフォロワーを増やすにはどうしたらいいの?

ふきげん猫ちび

ふきげん猫ちび

どのSNSを使うべき?

このような声にお応えします。

本日は、以下の内容について解説します。

  • SNS(ソーシャルメディア)とは?
  • 人気SNSの種類
  • SNS運用を成功させるコツ
  • フォロワーを増やすコツ
  • 注目の新機能

参考までに、僕のSNSの実績は以下の通りです。

  • クライアントのSNSアカウントを何回か管理しました(当時はあまり注力しなかったですが。。)
  • 個人アカウントとフォロワー数

ヘイショー

まだまだ勉強中ですが、自分の勉強も兼ねて学んだノウハウを共有します。

SNS(ソーシャルメディア)マーケティングとは?

SNSマーケティングとは、ソーシャルメディア(Facebook、Twitter、Instagramなど)を用いて会社の製品やサービスを宣伝するWebマーケティングの手法のことです。

各プラットフォームを利用して自社商品の認知を促したり、ファンと交流したり、広告を用いて新規ユーザーにリーチすることも出来ます。

参考 ソーシャルメディアマーケティング | Wikipedia

SNSマーケティングの重要性

引用: New Blogging Statistics: Blogging still works, especially for the 10% of bloggers who do things very differently… | Orbit Media Stuties

1000人以上のブロガーにアンケートを実施した上記の記事によると、90%以上のブロガーはトラフィックの獲得にSNSを利用しているようです。

近年はブランディングの重要性の増加、またはコンテンツマーケティングの競争の激化により、集客の窓口をいろいろなプラットフォームに広げることが主流になりました。

ヘイショー

SNSの利用率は今後も増え続けるので、WebマーケティングにおいてSNSを上手く活用することは重要な課題の一つです。

人気SNSの種類

Facebook(フェイスブック)

テキスト、URL、画像、動画、などを共有するソーシャルメディアです。

全世界で約24億人のユーザーがいると言われる巨大プラットフォームで、多くの企業がFacebookページがを運用しています。

若者のFacebook離れが話題になることが多いですが、ユーザー数が多かったり実名アカウントが多いことから、今後とも企業が運用するソーシャルメディア戦略の軸になるでしょう。

ヘイショー

10代~20代向けサービスを販売しているのであれば他のSNSを検討してもよいかもしれません。
特徴
  • 年齢層は幅広い(20~50代)
  • アカウントの種類が以下の3種類に分かれる
    • 個人アカウント … 各個人が実名で登録するアカウント
    • ファンページ … 企業などが作る発信用のページ
    • グループページ … 誰でも投稿できるコミュニティスペース
  • 広告なしでファンページのLike数やグループページの参加者数を増やすのは難易度が高い
  • ハッシュタグ必須
  • 日本ではTwitterに押され気味だが、世界的に見ると圧倒的な人気を誇り続けている

参考 Facebook公式

Twitter(ツイッター)

全角140文字以内のテキストやURLを共有するソーシャルメディアです。

画像、動画、音声などにも対応しています。

2006年に誕生し、現在日本では4500万人のアクティブユーザーがいると言われています。

SNSの特徴としては、強い拡散性を持つアルゴリズムによりバズや炎上が起こりやすい構造になっています。

ヘイショー

CEOのジャック・ドーシーはスクエアという会社のCEOも兼任する強者で、広告が少ないというSNSの運用コンセプトとしては個人的には一番共感しています。(僕自身がジャック・ドーシーのファンという理由もあります。)
特徴
  • 年齢層はやや若め(10~30代)
  • 日本で特に人気
  • 匿名アカウントが多い
  • 個人のインフルエンサーが多い
  • バズや炎上が起こる率はもっとも高い
  • 企業アカウントは炎上を恐れて運用を避ける傾向にある
  • 日本ではハッシュタグ利用は一般的でない

参考 Twitter公式

Instagram(インスタグラム)

主に写真や動画を共有するソーシャルメディアです。

2010年にFacebookに810億円で買収されました。

ヘイショー

当時のInstagram社は社員13人、売上高0だったらしいです。夢のある話ですね。
特徴
  • 年齢層はやや若め(10~30代)
  • 女性ユーザーが多い
  • ファッション、グルメ、旅行などのトピックが人気
  • エンゲージメント率はFacebook、Twitterと比較して高い
  • 各投稿にURLを載せることが出来ないので、マーケターの間では不人気

ヘイショー

ブランディングには良さそうですね。

参考 Instagram公式

その他

その他の有力どころのSNSとしてはLinkedIn、Tiktok、Clubhouseなどがありますが、企業向けWebマーケティングの手法としてはまだメジャーではないので省略します。

また、YouTubeやLine@もSNSにカテゴライズ出来るかもしれませんが、ノウハウがまったく異なるのでこれも省略します。

SNS運用を成功させるコツ

ゴールを決めてトピックを絞る

SNSを活用する時はフォロワーの多さよりもSNSを利用して何のゴールを達成したいかを考えることが重要です。

ヘイショー

あくまでもマーケティングチャンネルの一つなので、自分が販売するプロダクトまたはサービスの認知度を上げるために活用するべき。

そのためには発信する内容は、ターゲットが関心のあるものに限定する必要があります。

ヘイショー

例えばSEO対策の会社がAKB48のアカウントにコンサルサービスの宣伝のインスタの宣伝投稿を依頼したとしても、成約が出るはずもないですよね。。

競合分析をして真似をする

自分と似たような属性で似たような商品を販売しているアカウントを見つけて、そのアカウントが提供する価値よりも上回る価値を提供することを意識します。

ビジネスでは新しく一から価値を生み出すのはとても難しいことなのですが、競合を上回る品質で価値を提供することによりシェアを奪うことはより確実です。

ヘイショー

もちろん投稿の内容をコピペして丸パクリするのは駄目ですが、競合の過去の投稿を分析してどのような内容がウケているのかを調べて、似たような投稿を送り込むのも戦略の一つとしてはありです。

USPを意識する

USPというのはUnique Selling Point(独自の強み)の略で、これを意識したコンテンツを作ることで大量のコンテンツの中で価値を提供できるようになります。

まずは競合と自分を比較して自分に優位性がある内容を書きだしてみてください。

ヘイショー

USPはプロフィールや投稿内容にも盛り込んでいくと良いです。

インフルエンサーに学ぶ:SNSでフォロワーを増やすコツ

SNSのテクニックは数多くあるので、一通り見て有益だと思った内容を以下にまとめました。

しかまるWebスクール

1万4千人のフォロワーがいる、しかまるさん@shikamaruroboの講座です。

  • 140文字いっぱいでツイート
  • 毎日最低3ツイート(朝昼晩)
  • 発信内容を絞る
  • アイコン&ヘッダーをプロ仕様に
  • プロフィールを魅力的に
  • ペルソナ設定をする
  • 認知度をアップさせる(リプする、イベントに参加する)
  • チームを作る
  • 人の行動心理を考える(人はお金や感情で動く)
  • 戦う場所を間違わない(誰よりも専門的になれるか、継続できるか、実績はあるか)

ヘイショー

具体的なテクニックですね。

そもそもブランドを有名にさせる by ヒトデさん

フォロワー数10万人のヒトデさん@hitodeblogからのアドバイスです。

要約すると、「そもそも有名じゃないとフォロワーは増えないですよ」という酷な話です。

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たしかにSNSのテクニックばかりを磨いたとしても、ブランド自身に魅力がないと効率が悪くなりますね。マーケティングは基本的に、プロモーションが上手くてもプロダクトが微妙であれば上手くいかないですからね。。

つまり、まずはブランド自身に磨きをかければフォロワーは自然に増えます。

ヘイショー

個人のアカウントを伸ばしたい人は、自分自身の権威性を上げることにまずはフォーカスしましょう。

データ解析する by もふもふ不動産

もふもふ不動産@mofmof_investorさんのコメントです。

ヘイショー

テクニック的なことは話されていませんが、データ解析して成果を伸ばしていく方法を解説されています。

StockSunの柿本さん

YouTubeで有名になった柿本さん@StockSun_ceoからのアドバイス。

この動画では、質は関係なくとにかくフォロワーを増やす方法を解説されています。

  • 世間の大多層を狙う(コツコツやることが大事です、お金よりも大事なものがあります、学歴は関係ない自分次第、など)
  • 自分に求められている内容をツイートする

ヘイショー

ただしTwitterでビジネスを展開したい場合は数よりも質が大事なので、バランスが大事ですね。

ネガティブを避ける+リライトby メンタリストDaigoさん

フォロワー数76万人のメンタリストDaigoさん@Mentalist_DaiGoからのアドバイス。

以下の内容を主に説明されています。

  • 過去にウケた内容をリライトする
  • ネガティブなツイートをしない

ヘイショー

ちなみに2013年のジョージア大学の研究結果はこちら。

参考 A longitudinal study of follow predictors on Twitter | Research Gate

要約すると以下の通りです。

  • ネガティブなツイートよりポジティブツイート
  • 見ている人に役立つ情報を届ける
  • ターゲット(トピック)を絞る
  • 文章力豊かなツイート
  • プロフィールを充実させる
  • ハッシュタグを使いすぎない
  • 特定の人を意識して拡散されそうなツイートを投稿
  • 短期的に集中して投稿する

僕(ヘイショー)からのアドバイス

こちらは僕が思うSNS運用のコツです。

海外のマーケターから仕入れた情報がソース元です。(ソース元のリンクは忘れたので載せていません。)

エンゲージメント率を上げる

各SNSのタイムラインは、エンゲージメント率が高いアカウントを優先して表示されます。

つまり、高いエンゲージメント率を持つアカウントの方がインプレッションが伸びやすくなります。

ヘイショー

よく「フォロー+リツイートで抽選100名に100万円プレゼントします」みたいなキャンペーンを行っているインフルエンサーがいますが、各SNSのアルゴリズム的にはあまりよくないです。

伸びそうな投稿にリプライしてインプレッションを稼ぐ

自分のアカウントのインプレッションを獲得するために、インプレッションの多くなりそうな投稿にリプライをするという手法です。Twitterなどで有効です。

たとえばトレンドに載っているツイートに対して鋭いコメントを返すと、意外に多くの方からリツイートされたりLikeされます。

ヘイショー

ただし、関連したトピックにリプライしないとフォロワーは増えないです。

投稿数を増やす

SNSの投稿は最低でも毎日、可能であれば朝、晩の2回以上行うことが望ましいです。

「人間は同じもの7回を見るとその存在を認識しはじめる」という「Rule of 7」というマーケティング界の格言があるのですが、つまり相手に7回自分のアカウントを見せないと自分の存在は認識されないということになります。

ヘイショー

例えば2年前にビットコインが流行ったころ、僕のタイムラインにはビットコインの情報が溢れかえり、気になりすぎて購入してしまった、という経験があります。

定期的に自分の存在を相手の目に触れさせることで認知を広げることが可能になります。

流行に乗る

僕の知り合いにはビットコインの流行に合わせてフォロワー数を爆発的に伸ばした人や、副業ブーム、ブログブームを利用した人が多くいます。

つまり何かが流行した時に、価値のある情報を提供し続けると爆発的に認知を広げることが可能になります。

ヘイショー

ただしトピックとしては自分のサービスを購入する可能性のある潜在層へ向けたものでないと意味が無いので、自分の領域のトピックが流行るのを待つのが良さそうです。

データに基づいた投稿をする

データに基づいた事実を発信すると信頼性を獲得しやすい、または高いエンゲージメントを得やすいです。

  • 普通のツイート:Clubhouseが急激にユーザー数を伸ばしてますね
  • 良いツイート:Clubhouseは2021年1月に400万のユーザーを新規獲得し、2月時点では合計のユーザー数が600万になりました

ヘイショー

これが出来れば、他のツイートよりも際立ったプロフェッショナルなコンテンツを届けることが出来ます。

注目の新機能

最近はいくつかの新しい投稿タイプが登場していますので、以下に紹介します。

ヘイショー

各ソーシャルメディアは基本的に、新しい機能の浸透のために新機能を利用するユーザーを優遇する傾向にあります。どんどん活用していきましょう。

ライブストリーミング機能

動画などをライブ配信(生中継)して、フォロワーとコメントをやりとりする機能です。

使用するメリット
  • 一回きりの視聴になるので、貴重性が高いことから注目を集めやすくなる
  • フォロワーとの深いコネクションを得ることが出来るようになる

以下のソーシャルメディアで使用可能です。

  • Facebook
  • Instagram
  • LinkedIn
  • Twitter
  • YouTube

ストーリー機能

ストーリーズ系はフォロワーに向けて配信する内容なので、フォロワーからのロイヤリティを向上させるのに有効です。

以下のソーシャルメディアで使用可能です。

  • Facebook(ストーリーズ)
  • Instagram(ストーリーズ)
  • Twitter(フリート)
  • YouTube(YouTubeショート)

音声チャットルーム

2021年にClubhouseが流行したことにより、各ソーシャルメディアがこの機能を追加することが予想されています。

ヘイショー

TwitterはすでにSpacesというベータ版をリリースしたようです。

参考 Twitterが音声によるソーシャルネットワーク機能「Spaces」のベータテストを開始 | TechCrunch

メルマガ機能

最近のリストマーケティング流行の煽りを受けて、FacebookやTwitterがこの機能を追加することが予定されています。

ヘイショー

TwitterはすでにRevue(レビュー)というサービスをリリースしたようです。

参考 Twitter、ニュースレター配信のRevueを買収 クリエイターの収益化を支援 | IT Media News

まとめ

長くなりましたが、SNSマーケティングで知っておきたい内容をまとめました。

ヘイショー

ご精読ありがとうございました。