ふきげん猫ちび
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このような疑問にお答えするために、以下の内容について解説します。
- Webマーケティングの将来性
- Webマーケティングの仕事内容
- Webマーケターの年収目安
- 向いてる人
- Webマーケターになるために必要な資格
- 未経験からWebマーケターになるために?
- 情報収集できる転職ブログ
僕は会社で9年ほどWebマーケティングの仕事をしており、過去に5回ほど転職しました。
インハウスから広告代理店、SEO担当からWebマーケティングマネージャー、日系/外資系/海外で働いたりと、さまざまな経験を積んできました。
ヘイショー
ちなみに記事内にいろいろなYouTube動画を載せていますが、他のマーケターの意見も参考にしてもらいたかったので紹介しています。
ヘイショー
目次
Webマーケティングの将来性
Webマーケティングというのは企業が販売促進にかける費用なので、インターネット広告費用で市場全体の伸び率や規模を目安として見ることが多いです。
ここでは世界全体と日本のデータを比較してみます。
世界のインターネット広告市場
引用: Digital Advertising(worldwide) | Statista
世界の市場調査や消費者動向に関する統計を提供する世界最大級のプラットフォームであるStatistaのデータによると、インターネット広告費は2020年の36兆円から2025年の50兆円まで成長を続けることが予想されています。
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日本のインターネット広告市場
電通が公表しているデータによると、2019年の日本のインターネット広告費の約2.1兆円。
毎年2桁成長を続けています。
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Webマーケティングの仕事内容
Webマーケティングという言葉は広義で、実際には仕事内容は働く会社や役割によって大きく異なります。
以下にいくつかの例を挙げてみます。
広告代理店のコンサルタント
広告代理店とは電通とかサーバーエージェントみたいなデジタルエージェンシーのことです。
企業から「この商品をプロモーションしてくれ」という依頼を受けて、広告して集客するのが仕事内容です。
コンサルタントは各クライアントへ月額50万円で30時間拘束みたいなサービスを提供しており、プロモーションの提案や広告の手配などを行います。
インハウスのWebマーケター
大きい会社になると商品のプロモーションや販売促進を外注せずに、自社内でインハウスWebマーケターを雇って仕事を行います。
広告代理店のコンサルタントは複数のクライアントを持つのに対し、インハウスの担当者は自社サイトの運営にフォーカスできます。
インハウスのSEO、広告、SNS担当など
大きい会社になると1つのサイトの運営を1人ではカバーしきれないので、役割を分けます。
- Eコマース担当
- UX/UI担当
- ソーシャルメディア、Eメール担当
- SEO担当
- コンテンツ担当
- ライター
これらの末端の役割は契約社員や派遣、外部ベンダーによってカバーされることもあります。
おすすめはインハウスのUXかSEO担当
広告が得意なWebマーケターは多いですが、個人的にはUXやSEOを得意科目としたマーケターになることをおすすめします。
理由としてはこの2つの施策はWebマーケティング全体の中でもっとも費用対効果が高く、高い専門性を必要とするので習得期間も長くかかります。
逆に広告、動画、SNS系はそこまで難しくないので割と短期間でスキルを習得できます。
世界の有名マーケターを見るとほとんどがSEO出身の人で、表に出ないですが世界の有名企業で高給で働いているマーケターの多くはUX担当者です。
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Webマーケターの年収目安
僕は転職エージェントから求人の連絡を多数もらった関係で、東京の求人情報を過去に500件以上目を通しました。
おそらく自分の感覚値をお伝えした方が正確なのではないかと思いますので、僕個人の感覚値を書き出してみました。
- 広告代理店のコンサルタント(経験年数3年以内) – 年収300~500万
- 広告代理店のコンサルタント(経験年数3年以上) – 年収400~600万
- インハウスのWebマーケター – 年収400万~600万
- 外資系のインハウスWebマーケター – 年収500万~800万
- 外資系のインハウスWebマーケティング・マネージャー – 年収700万~1200万
ちなみに僕の転職履歴と年収は以下の通りです。(※オファーをもらった額です。ボーナス込みの数字なので実際の収入は多少のずれはあります。)
- 1社目:Webマーケティング担当(ECサイト運営)… 年収 180万
- 2社目:広告代理店のフロントエンドエンジニア兼Webマーケター … 年収 400万
- 3社目:外資系のインハウスSEO/UX担当 … 年収 660万
- 4社目:外資系のインハウスSEO/コンテンツ担当 … 年収1040万
- 5社目:外資系のWebマーケティングマネージャー … 年収1150万
実は2社目の年収400万くらいの時に将来に不安を感じて悩んでいた時期があったのですが、職種をSEOよりのWebマーケターに振り切って大手外資系のインハウスで転職を重ねたことで年収が急激に増えました。
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需要のある人材像
ちなみに僕の年収が急激に伸びたのは、東京在住の英語が話せるWebマーケターの需要が爆増したことが原因です。
根拠として、LinkedInに登録しているだけで過去3年で転職エージェントから1000件以上の案件紹介をされました。
これには海外には日本のマーケットを奪いたい大手ブランドが多くあるという背景があり、彼らが日本市場を拡大してくれるWebマーケターをヘッドハントしまくっているというのが現状です。
世の中のサービスがアマゾン、アップル、Googleによって置き換わっているのを見ても分かる通り、今後は海外の優秀なサービスがどんどん国内のシェアを奪っていきます。
その際にWebマーケターが必要になるという訳です。
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コスパ良く働くには:伸びていて儲かっている企業で働くこと
Webマーケターとして高給でワークライフバランスのある暮らしを目指したいのであれば、フォーチュン500と呼ばれる世界の有名企業で働くことをゴールにすると良いです。
広告代理店だと年収600万かかる人材を採用するのに四苦八苦しますが、世界の有名企業だと年収1000万くらいポンと出してくれます。
また、伸びている会社で働くと雰囲気が良く、成果も出やすいです。
逆に伸び悩んでいる会社は業績を伸ばすためにもがくので、激務を強制されやすい傾向にあります。
Webマーケティングの仕事に向いてる人
いろいろな意見があると思いますが、僕は以下の3つに限定しました。
- Webマーケティングが好きで、勉強することが苦にならない人
- 数字を伸ばすことが好きな人
- 新しいテクノロジーについていける人
Webマーケティングが好きで、勉強することが苦にならない人
これは他の仕事にも共通すると思いますが、この業界には好きを仕事にしている人が多いので、情熱に溢れていて努力を惜しまずに成長を続けている人材が多いです。
もしも「過去にWebマーケティングの仕事を3年以上続けているのに楽しくない」または「Webマーケティングの最新のトレンドの解説動画を見てもワクワクしない」という状況にいるのであれば、厳しいことを言いますがもう一度自分のキャリアについて見直すことをお勧めします。
数字を伸ばすことが好きな人
Webマーケティングの仕事は成果を数字で見ることが出来るので、自分が活躍したおかげでWebサイトのトラフィックや売り上げが右肩上がりに伸びたりします。
このような喜びをやりがいに感じれる人は、楽しんで仕事を続けられる傾向にあります。
新しいテクノロジーについていける人
この業界において、会社から不要だと思われる人材の特徴は以下の2点です。
- 結果を出せていない
- 新しいテクノロジーについていけない
Webの仕事は進化がとんでもなく早いので、好奇心旺盛で新しいもの好きの人にとっては楽しい仕事です。
逆に新しいことに不満を言いがちな人にとっては、ストレスの溜まる仕事になると思います。
未経験からWebマーケターになるためには?
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日本には社員数10名以下の小さな広告代理店が無数にあるので、そういった会社は大体人手不足で困っているので未経験の人でも雇います。
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注意点として、小さな無名の広告代理店では激務の会社も多いようなのですが、その場合は必ず定時で帰れる会社を選択ください。
ただし有名な広告代理店だと良いキャリアになるので、1年犠牲にする覚悟で激務に挑んでも良いと思います。
ちなみに僕の場合は、ECサイト運営の会社で1年間くらい経験を積ませていただきました。
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Webマーケターとして持っておいて損はない資格
僕は日本の公的な資格は持っていませんが、過去にいろいろなコースを受講したので講座修了証はいくつか持っています。
以下のコースは世界的に権威性があるのでおすすめです。
僕は面接官をする機会がよくあるのですが、これらの資格を持っている人は「ある程度の基礎は知っているな」と判断します。
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個人ブログの運用経験は転職で評価される?
過去の経験上、評価されたこともされなかったこともあります。
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ただ面接官の中には個人ブロガーを見下している人や、副業されたら怖いと思っている人などもいるため、個人的には前面に押し出すのは得策ではないと判断しています。
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転職先を探す方法
以下の3つの方法がメジャーです。
- 好きな会社を見つけてWebサイトから直接応募する
- 転職エージェントを利用する
- LinkedInなどのソーシャルメディアを活用する
好きな会社を見つけてWebサイトから直接応募する
根性のある人であれば、サイバーエージェント、アイレップ、オプトなどの有名な広告代理店に直接応募するのも良いと思います。
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転職エージェントを利用する
経験年数1年以上あれば一番おすすめの方法です。
ただし未経験であれば転職コンサルタントがキャリアチェンジに猛反発してくる傾向があり、経験のある分野での転職を勧めてくるのでご注意ください。
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LinkedInなどのソーシャルメディアを活用する
LinkedInは、キャリアがあって英語が話せる人には一番おすすめのサービスです。
ここ3年くらいで外資系専門の転職エージェントが爆発的に増えたので、外国人の転職コンサルタントの方が頻繁に声をかけてくるようになりました。
あとTwitterでお話をいただいたこともあるのですが、こういった例も今後増えてくるかもしれません。
まとめ
Webマーケティング業界への転職を考えている方に向けて、知っておいていただきたい情報を一通りお伝え出来たと思います。
質問などがあればコメント欄やLINEなどで連絡ください。
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