ふきげん猫ちび
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このような声にお応えするために、Webマーケティングの種類について説明していきます。
Webマーケティングの手法は、海外では「Paid Owned and Earned(広告メディア、自社メディア、獲得メディア)」にジャンル分けされることが一般的です。
日本では「集客、接客、追客」の3つのカテゴリーに分けられることが多いですが、ここでは海外流のジャンル分けで解説していきます。
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目次
広告メディアで集客
日本で一般的な広告メディアは以下の通りです。
- PPC広告 … Pay Per Click、つまり1クリック毎に費用を支払う広告
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告
- SNS広告(Facebook、Instagramなど)
- LINE広告
- 記事広告
- 純広告
- アフィリエイト・マーケティング
一番重要なのはリスティング広告で、売り上げに大きく影響します。
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リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果に掲載する広告です。
企業のWebマーケティングでは一番始めに行うべきと言われています。
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広告代理店に依頼すると、初期費用と手数料を払うと代行してくれます。
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参考 リスティング広告とは?仕組みと基本の運用方法を解説 | HubSpot
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリ上の広告枠に表示される広告のことです。
よくブログやメディアサイトを見ているとバナー広告が表示されることが多いですが、あれは大体ディスプレイ広告です。
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ユーザーへのブランド認知を促すには効果抜群の手法ですが、「広告クリック→商品購入」という流れに持っていくにはなかなか難しいので、直接成約はあまり出ない広告と認識されていました。
ただし最近は高性能なトラッキングにより、「広告クリック→いったん離脱して時間が経つ→商品購入」というデータが取れるようになったため、ディスプレイ広告が売り上げに貢献しているという証明が容易になりました。
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参考 ディスプレイ広告と Google ディスプレイ ネットワークについて | Google広告ヘルプ
リターゲティング広告
Webサイトを一度でも訪問したことがあるユーザーを追従してしつこく広告を見せていくという、とんでもなく効率がよい広告です。
リタゲ、リマケなどと略されて呼ばれることが多いです。
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参考 今さら聞けない・・・リターゲティング広告の基本的な仕組みを理解しよう | Ferret
SNS広告(Facebook、Instagramなど)
SNSはいろいろな媒体がありますが、Facebookだけ押さえておけば大丈夫です。
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参考 Facebook広告 | facebook.com
参考 Instagram広告 | instagram.com
LINE広告
個人的に最近注目している広告で、日本ではSNS広告よりも有効になる可能性があります。
LINEはおそらく日本人が一番使うプラットフォームなので、まだ登場して間もないですが可能性は無限大ですね。
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参考 【公式】LINE広告|LINE for Business
記事広告
記事広告とは、広告主がお金を払ってメディアに記事を書いてもらい、そのメディアのユーザーに対して商品をプロモーションする手法です。
メディアサイト、ブログが流行っていた時期はこの手法が頻繁に活用されていたのですが、最近は少なくなってきたかもしれません。
ちなみに費用は掲載するメディアによってピンキリですが、有名メディアだと1記事100万以上はかかります。
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参考 【記事広告とは】メリット・事例・活用シーンをドドンとまとめました! | LIG
アフィリエイト・マーケティング
アフィリエイト広告とは、アフィリエイターと呼ばれる人々とパートナーシップを結んで自社商品をプロモーションしてらう広告です。
かなり奥が深いのですが、成功すると自社サービスのグロースを一気に加速できます。
ただしアフィリエイターが正しいプロモーションを行っているか管理する必要があり、また仲介役となるプロバイダーの手数料も意外に高いので、活用する場合はある程度のリソースを割くことになります。
純広告
純広告とは、月額の費用を払ってメディアにバナーを載せてもらう広告です。略してジュンコーとも呼ばれます。
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参考 純広告とは?今さら聞けない主な種類・契約形態まとめ | Ferret
自社メディアを改善
自社のWebサイトの使い勝手を良くして成約率を上げたり、SEO対策をしてトラフィックを増やします。
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一通りの施策は以下の通り。
- SEO対策
- コンテンツマーケティング
- UX(ユーザー体験の最適化)
- LPO(ランディングページ最適化)
- CRO(コンバージョンレート最適化)
- EFO(エントリーフォーム最適化)
- スピード対策
- ECサイト戦略
SEO対策
SEO対策とは、GoogleやYahoo検索で自社サイトを上位表示させてトラフィックを増やす手法のことを指します。
基本的には以下の3つの対策があります。
- テクニカルSEO … GoogleにWebサイトの見つけてもらい、コンテンツを理解してもらえるようにコーディングを最適化する
- コンテンツSEO … サイト訪問者の満足度を上げるようにコンテンツを最適化する
- 外部対策 … Webサイトの外部評価を上げるための対策
詳しくは以下の記事で説明しています。
関連記事 初心者向けSEO対策完全ガイド
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングを簡単に説明すると、以下の通りです。
- ブログ記事などで有益な情報を発信し、ユーザーにブランドを認知してもらう
- そこから自社サービスへの購入へ誘導する
SEOとセットで行われることが多いです。
参考 コンテンツマーケティングとは?潜在顧客に「見つけてもらう」仕組みをつくる | Innova
ランディングページ最適化(LPO)
ランディングページというのは、ユーザーが自社サイトを訪問する最初のページのことです。
リスティング広告などでリーチするユーザーを絞り、その属性に最適化したランディングページを作ることをLPO(ランディングページ最適化)と呼びます。
関連記事 LPO(ランディングページ最適化)とは?
コンバージョンレート最適化(CRO)
心理学や統計学的なトリックを使ってユーザーが購入しやすいような仕掛けを作る戦略のことです。
例えば、「カートへ入れる」のボタンを分かりやすい位置に置く、目立つ色に変える、大きくする、などです。
このような細かいテクニックがおそらく1000個以上あるのですが、自分のターゲットユーザーに受けそうなものを適用していくと購入者数が増えていきます。
関連記事 コンバージョン率最適化(CRO)の方法まとめ。CVRを上げる効果的な施策
UXリサーチ
簡単に言うと、ユーザーインタビュー、競合分析、データ解析、A/Bテストなどを行うことにより、客観的にベストなソリューションを見つけるためのリサーチです。
大規模サイトなどではトライアンドエラーを繰り返してスピーディーに改善していくよりも、UXリサーチをしっかり行ってゆっくりでも良いので長期的にグロースさせていこうという、という運営指針のチームは多いです。
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ちなみにAmazonやアップルなど、大手のグローバル企業はみなこの工程にかなりのリソースを注いでいます。
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EFO(エントリーフォーム最適化)
お問い合わせフォーム、メルマガ登録フォーム、会員登録フォームなどのUXを最適化することにより成約率を増やすテクニックのことです。
よくある手法が以下の通り。
- 入力項目を最小限に抑えてシンプルにする
- 自動入力機能をつける
- 入力完了までの流れを見せる
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参考 EFO(エントリーフォーム最適化)とは|少ない労力でCVR改善 | Plan B
ECサイトの戦略
ECサイトの売り上げを上げるテクニックはいろいろあります。
例えば、以下が今まで自分が行ってきた対策です。
- 商標のSEO対策
- 一番売り上げが上がっている商品の商品詳細ページを強化する
- 「カートへ入れる」から「商品購入(支払い)」までの離脱率を下げる
- 顧客単価をアップさせる(アップセル/ダウンセル)
- フロント商材(利益率の低い商品)で集客してバックエンド商材(利益率の高い商品)で売り上げを上げる
- 楽天、アマゾンなどのプラットフォームを利用して集客する
- 楽天、アマゾンなどユーザーからの売り上げを公式サイトに移行させていく
ある程度売り上げの立つECサイトを所有している会社はECサイト専任のスタッフを付けていることが多いです。
ちなみにECサイトのノウハウは数えきれないくらいあるので、Webマーケティングのジャンルを飛び越えて独立したカテゴリとして扱っている会社も多いです。
参考 EC事業を成長させる方法:計画段階から収益化までを徹底解説 | shopify公式
関連記事 ECサイトでセールをするメリットとデメリット
獲得メディアでロイヤリティを高める
獲得したフォロワー、会員、すでに商品を購入した顧客にアプローチすることにより、ブランドのロイヤリティを高めるための手法です。
以下が代表的なプラットフォームです。
- ソーシャルメディア
- Eメール配信
- LINE公式アカウント
- YouTube
SNSマーケティング
Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアを利用して、ブランドの認知度を上げるマーケティングの手法です。
近年はブランディングの重要性が一段と増したため、需要が増えています。
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関連記事 SNSマーケティングとは?伸ばし方のコツ
Eメール・マーケティング(メルマガ)
顧客リストに対してEメールを配信することで自社商品をプロモーションするマーケティングの手法です。
ちなみに名称はまだ固定されていなくて、メルマガ、Eメール配信、Eニュースレターなどとも呼ばれています。
企業向けのサービスやユーザーが即決しにくい商品、例えば高額商品や新しいテクノロジーを用いた商品、理解が難しい複雑な商品などに特に有効です。
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Webマーケティングではもっともパワフルなテクニックの一つと呼ばれており、一度リストさえ集めてしまえば他のプラットフォームに依存されません(人々がEメールが利用する限り)。
参考 メールマーケティングはなぜ今重要なのか?最新のトレンドとともに解説 | Will Cloud Blog
LINE公式アカウント(旧名称:LINE@)
Eメール・マーケティングと同等、もしくはそれ以上の費用対効果が期待できるプラットフォーム、それがLINE公式アカウントです。
一言で言うと企業がLINE上でアカウントをつくり、それをフォローしたユーザーとコミュニケーションをするサービスです。
チャットボットで自動で問い合わせに答えたり、ナビゲーションを実装してWebサイトみたいなUIを実装したりも出来ます。
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関連記事 LINE公式アカウントとは?機能一覧、メリット&デメリットなど
まとめ
最後におさらいします。
- 広告メディア
- PPC広告 … Pay Per Click、つまり1クリック毎に費用を支払う広告
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告
- SNS広告(Facebook、Instagramなど)
- LINE広告
- 記事広告
- 純広告
- アフィリエイト・マーケティング
- PPC広告 … Pay Per Click、つまり1クリック毎に費用を支払う広告
- 自社メディア
- SEO対策
- コンテンツマーケティング
- UX(ユーザー体験の最適化)
- UXリサーチ
- LPO(ランディングページ最適化)
- CRO(コンバージョンレート最適化)
- EFO(エントリーフォーム最適化)
- ECサイト戦略
- 獲得メディア
- SNSマーケティング
- Eメールマーケティング
- LINE公式サイト
- YouTube
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ご精読ありがとうございました。