SEOツールおすすめランキングTOP23
更新日: by Heysho
企業のSEO担当者が実際に活用しているおすすめのSEOツールにはどのようなものがあるのでしょうか?
インハウスSEO担当者からSEO専門会社まで、様々な現場で活用されているツールについてご紹介します。
SEOツールには、SEMRush、Ahrefs、Conductor、UberSuggestなどの総合的な機能を持つオールインワン型と、特定の目的に特化したツールがあります。
私自身、企業のSEO担当および個人サイト運営の経験がそれぞれ8年ほどありますので、その中で実際に活用して効果を実感したツールをランキング形式でご紹介します。
1位 Google SpreadsheetとGoogle Analyticsのプラグインの組み合わせ
これは習得に時間がかかるかもしれませんが、マスターすることで業務効率が劇的に向上します。
私がこの手法を知ったのは、世界的に評価の高いコンテンツマーケティング企業HubSpotのキーワードリサーチプロジェクトに携わった際でした。
HubSpotの担当者が使用していた手法に感銘を受け、徹底的に研究して自分のスキルとして確立しました。
レポーティングではGoogle Data Studioが一般的ですが、この組み合わせの方が圧倒的に操作が簡単で処理速度も速いという利点があります。
2位 SEMRush(セムラッシュ)
世界のSEOツール市場でトップシェアを誇る総合的なSEOプラットフォームです。
サイトオーディット(テクニカルSEOの診断)やランクトラッキングの機能は特に優れています。
キーワードリサーチや競合分析の機能はAhrefsと比較するとやや見劣りしますが、広告分析やSNSマーケティング機能も統合されているため、企業のデジタルマーケティング部門に特に適しています。
料金は月額1万〜2万円程度ですが、無料版では1日10回までの機能利用が可能です。
3位 Ahrefs(エイチレフス)
SEO専門家の間で高い支持を得ており、日本のアフィリエイターからも特に人気があるツールです。
競合サイトの獲得キーワードや高パフォーマンスページを詳細に分析できるため、成功している小規模サイトの戦略を把握し、主要キーワードでの上位表示を目指す戦略立案が可能になります。
日本語インターフェースの使いやすさと処理速度の速さも魅力です。
被リンク分析の精度も高く、キーワードリサーチ機能も非常に優れています。
個人的に最も導入価値の高いツールだと考えています。
4位 ScreamingFrog SEO Spider(スクリーミング・フロッグ・SEOスパイダー)
テクニカルSEOを専門とする実務者にとって必須のツールです。
リンク切れ、最適化されていない画像、メタディスクリプションが未設定のページなど、技術的な問題点を包括的に検出できます。
ただし、インターフェースが直感的でないため、初心者にとっては学習曲線がやや急かもしれません。
5位 Conductor Searchlight(コンダクター・サーチライト)
近年、特に外資系企業のSEOチームで採用が増えているツールです。
私自身も直近2社で実際に使用した経験があります。
実際に使ってみると、その機能の充実度に驚かされます。
特にレポーティング、キーワードリサーチ、コンテンツSEOの分野で優れた機能を提供しています。
6位 Google Search Console(グーグル・サーチコンソール)
おすすめというよりも、SEO担当者であれば必ず活用しているツールです。
認知度の高さからランキングは控えめにしていますが、使用頻度で言えば間違いなく最上位です。
端的に言えば、検索クエリ(キーワード)分析の基本ツールです。
サイトへの流入キーワードの把握や、各キーワードの検索順位を確認することができます。
7位 Google Analytics(グーグル・アナリティクス)
ウェブ解析ツールの定番として広く知られており、業界ではGA(ジーエー)と略されることも多いです。
8位 Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
Googleキーワードプランナーの実質的な有料化以降、代替ツールとして活用し始めました。
デジタルマーケティングの著名人Neil Patel氏が提供するツールで、Googleキーワードプランナーと遜色ない機能を備えています。
最近は有料プランも導入され、サイト診断や競合分析などの機能も追加されました。
特に価格の手頃さが魅力で、今後の機能拡充にも期待が持てます。
9位 GRC(ジーアールシー)
登録したキーワードの検索順位を追跡する専門ツールですが、日本のユーザーから非常に高い支持を得ている国産ツールです。
他の同様のツールと比較してコストパフォーマンスが高く、個人ブロガーやアフィリエイターにも広く利用されています。
10位 メタタイトル・ディスクリプションを抽出するツール
偶然発見したツールですが、URLを入力するだけで瞬時に各ページのメタタイトルとメタディスクリプションを抽出してくれる無料サービスです。
参考10位 ラッコ見出し(hタグ)抽出ツール
無料ツールとは思えないほど優れた機能を提供しています。
海外の同僚に紹介したところ、非常に高く評価されました。
実用性が高いツールです。
11位 関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
シンプルながら非常に実用的な無料の国産ツールで、日常的に活用しています。
Googleサジェストや関連キーワードを効率的に抽出できます。
日本語SEOでは検索ボリューム予測の精度に課題があるため、このようなツールの重要性が高まっています。
12位 Moz Pro(モズ・プロ)
以前はOpen Site Explorerとして知られていましたが、最近リブランディングされました。
Ahrefsと同様に、競合サイトの被リンク分析に特化したツールで、1日3回までは無料で利用できます。
SEO担当者であれば受講を検討すべきMoz Academyというオンライン講座があり、このコースではMoz Proを活用したSEO戦略が体系的に解説されています。
体系的なSEO知識を身につけたい方には特におすすめです。
13位 Majestic SEO(マジェスティックSEO)
被リンク分析ツールとしては、上記2つと並んでトップ3に入る著名なサービスです。
TF(トラストフロー)やCF(サイテーションフロー)といった独自の指標を数値化して提供しているため、Googleの評価基準であるE-A-Tを確認する上で非常に有用なツールです。
14位 Google Data Studio(グーグル・データ・スタジオ)
数年前にリリースされた比較的新しいツールですが、Google Analyticsなどのデータから自由にレポートを作成できる優れたツールです。
最近は動作も軽量化され、迅速に洗練されたレポートが作成できるようになりました。
15位 Googleキーワードプランナー
各キーワードの検索ボリュームを調査したり、関連するキーワード候補を提案してくれる非常に有用なツールです。
数年前からGoogle Adwordsで広告を出稿しないと正確な検索ボリュームが表示されなくなりましたが、依然としてキーワード調査の基本ツールとして活用されています。
まとめ
様々なSEOツールが存在しますが、個人の好みや用途によって最適なものは異なります。
実際に複数のツールを試してみることをお勧めします。
もしこのリストに掲載されていない優れたツールをご存知でしたら、ぜひご教示いただければ幸いです。