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コンテンツカレンダーとは?作り方のコツとテンプレ配布

コンテンツカレンダーとは?作り方のコツを紹介

ふきげん猫ちび

セールスにインパクトがあるイベント、Webサイトの更新履歴が見れるファイルが欲しい
向こう3カ月のWebサイト更新、SNSのプロモーションの計画を確認したい

ふきげん猫ちび

このような疑問に答えることが出来るのが、「コンテンツ・カレンダー」です。

本日はコンテンツ・カレンダーについて解説します。

記事の内容
  • コンテンツカレンダーとは?
  • なぜコンテンツ・カレンダーが重要なのか?
  • 作り方のコツ
  • コンテンツカレンダーのツール
  • コンテンツカレンダーのテンプレート

企業のマーケティング部門で働いている人にとっては有益な内容になっています。

ヘイショー

5分くらいで読めるようになっているので、さくっと読んでみてください!

コンテンツカレンダーとは?

コンテンツカレンダーとは、コンテンツをいつどこで公開するかのスケジュールをまとめたファイルのことです。

エディトリアルカレンダーとも呼ばれます。

内容にはステータス・アップデート、プロモーション(拡散)の計画、パートナーシップ、既存のコンテンツの更新計画などが含まれます。

なぜコンテンツ・カレンダーが重要なのか?

趣味ブログでたまに記事を公開するような感覚であればコンテンツ・カレンダーは必要ないです。

大人数で一つの企業サイトやECを運用する時に、コンテンツ・カレンダーは大きな役割を果たしてくれます。

コンテンツ系の企画が確実に実行されているかどうかが確認できる

忙しい会社だと、いろいろなイベントがある中で漏れが出て来くこともあります。

あるSNSのチャンネルで全然発信が出来ていないことも出てきます。

ヘイショー

これらを防ぐために、全体像を把握してマネージメントしていこうというのがミソです。

他のチームと情報が共有できる

一人でブログを運用しているのであれば必要ないですが、いろいろな人や外部のベンダーなどと協同で作業する時に情報共有が容易になります。

ヘイショー

例えばGoogleシートなどに保存されていれば、誰もが一つのファイルを参照できるようになります。

全体像を把握できる

全体像を見ることによって、コンテンツの内容が偏りがないかどうか、同じトピックばかりカバーしていないかどうかを確認することが出来ます。

例えば、ケーススタディを5連発で投稿していないかどうかなど。

ヘイショー

マーケティング戦略の全体像を把握するのに便利です。

(ECの場合)セール系、エディトリアル系、ブランディング系のコンテンツをバランスよく発信する

ECサイトを運用していると、「セール情報の発信が多すぎてブランド価値が低下している」「ブランディング系コンテンツの発信が多すぎて、トラフィックが集まらない」という壁に当たることがあると思います。

ヘイショー

コンテンツ発信は基本的にセール系、エディトリアル系、ブランディング系、製品系のコンテンツをバランスよく行うのが良いです。

作り方のコツ

コンテンツ・カレンダーを作るためのいろいろなツールが存在していますが、もっとも重要なことはシンプルで使いやすいことです。

ヘイショー

初めて作る場合は、まずはエクセルやGoogleスプレッドシートで作ることをおすすめします。

エディトリアル系コンテンツを前もって計画する

いろいろなコンテンツの種類がある中で、もっとも重要なものはエディトリアル系のコンテンツとよばれています。

ブログ記事、ポッドキャスト、ソーシャルメディアなど、どのチャンネルでも良いです。

エディトリアル系のコンテンツは前もって計画して散りばめた方が良いです。

きちんとしている会社は1年分の計画を前もって建てていたりもします。

ふきげん猫ちび

来週何を書くか分からないブロガーとは大違いだね笑

僕は個人的には3カ月分を予約します。

次にどのようなコンテンツがリリースされるのかが分かる場所を一つにまとめておくと、経営者やマネージャー陣は安心してくれます。

プラットフォーム

プラットフォームとは、コンテンツ・カレンダーが収納される場所のことです。

小さいチームであれば、エクセルやGoogleスプレッドシートで十分だと思います。

大きな会社のコンテンツマーケティングのチームに所属している人は、AsanaやTrelloなどのツールが必要になるかもしれません。

ふきげん猫ちび

このような会社だとコンテンツが公開されるまでに10人以上がファイルを見ていたり、Eメールで「○○のステータスはどうなってる?」というコメントが行きかってたりしますからね。

プロモーション

新しいコンテンツ、既存のコンテンツをプロモートする手段をプランニングします。

  • この新しいページ、いつFacebookでシェアするの?
  • このキャンペーンはニュースレターで告知する?

このような内容が分かるようになります。

エディトリアル系のコンテンツとプロモーション系のコンテンツがありますが、別のシートにまとめるよりは一つのファイルにまとめて、色などで違いが分かるようにすると良いです。

思いついたアイデアを入れる

コンテンツのアイデアを思いついた時に、カレンダーに入れておくことも出来ます。

具体的な日程などを組む必要性はありませんが、どこかに入れておかないと忘れ去られてしまう可能性があるので、コンテンツカレンダーにバックログとして置いておくことをおすすめします。

コンテンツカレンダーのツール

以下のツールが代表的です。

  • Googleスプレッドシート 個人、少人数での利用としてはもっとも一般的なツール。無料で共同利用も可能。セットアップも簡単です。
  • エクセル: Googleシートと同じですが、会社で利用する人が多いと思います。
  • Smart Sheet これは僕がいま会社で使っているツールで一番おススメです。エクセルと似ているのですが、ローディング爆速だったりガンチャートの機能がついていたり、初心者でも使いやすいよう設計されています。
  • Googleカレンダー: 一人で行うとしたら、Googleカレンダーで十分です。
  • Coschedule 海外で人気のコンテンツ・カレンダーに特化されたツール。
  • Editorial Calendar (WordPressのプラグイン):  WordPressユーザーにとっては便利です。
  • BasecampTrelloSlackAsana プロジェクト、タスクマネジメント目的のツールですが、コンテンツカレンダーとして利用することも可能です。

コンテンツ・カレンダーの作り方

初めての人向けに、もっともシンプルなコンテンツカレンダーの作り方を紹介します。

STEP 1
コンテンツ・アイデアのリストを作る
いろいろなトピックを書きだすと、どのようにグルーピングすればよいのかが見えてきます。
STEP 2
コンテンツ公開の頻度を考える
月に1回なのか、一日に複数回によってカレンダーのデザインがデイリーになるのかウィークリーになるのかが変わってきます。
STEP 3
公開日を入れる
 

スケジュールを組んでいきます

まずはエクセルなどでシンプルなものを作るところから始めて、必要に応じてカラムを足して行ってみてください。

コンテンツ・カレンダーのテンプレート

ネット上で公開しているいくつかの良さそうなテンプレートを集めました。

Googleスプレッドシートのテンプレートを作りましたので無料配布します

コンテンツカレンダーの無料テンプレート配布

テンプレを見る

テンプレをコピーする

Smart SheetというツールのUIとUXに似せました。

スプレッドシートのちょっとした機能も使用しています。

特徴
  • 左端の「-」というボタンをクリックするとグルーピングできます。
  • 「Start Date」と「Due Date」に日付を入れると右のガンチャートビューに自動的に反映されます
  • 「Start Date」と「Due Date」はデートピッカーで選択可能

使い方の詳細については以下の記事をご参照ください。内容がタスク管理用になっていますが、テンプレの機能は同じになります。

関連記事 Googleスプレッドシートのタスク管理シートの無料テンプレート

まとめ

いろいろな手法があると思いますが、自分なりのコンテンツカレンダーを作ってみてください。

ヘイショー

ご精読ありがとうございました!