このような声にお応えするために、SEMRushについて解説していきます。
- SEMRushとは?
- SEMRushの特徴
- SEMRushの感想、レビュー
- Ahrefとの比較
- SEMRushの口コミ
- 機能の紹介
- SEMRushの費用
ちなみに僕は会社のメインのSEOツールとして利用しているので、かなり詳しいです。
Ahref、コンダクター、Screaming Frogなどのツールも合わせて利用しているので、他のSEOツールと比較した正直な意見を書いていきます。
ちなみにアフィリエイトとかではないので辛口の評価となっています。
公式 SEMRush公式サイト
目次
SEMRushとは?
読み方は「セムラッシュ」ですが、「エスイーエムラッシュ」と呼ぶ人も多いです。
ボストンに本社を置くSEMツールソフトフェアの会社です。
2007年頃に登場し、現在では100万ユーザーを突破した世界一有名なSEOツールです。
Best SEO Software Suiteという賞をアメリカとイギリスで2018年と2019年に獲得しています。
参考 SEMRush公式サイト
SEMRushの特徴
一言でまとめると、機能が多い「オールインワンツール」といった感じです。
SEOで言うとキーワード調査、被リンク、競合調査、ランクトラッキング、サイトオーディット(監査)など。
似たようなツールにAhrefやUbersuggestがあります。
ただSEMRushはその他にもソーシャルメディアの機能や広告の機能もついており、これ一本でデジタルマーケティングの大体がカバーできるので便利です。
SEMRushの感想、レビュー
僕自身は今の会社のSEOツールとして使っています。
感想は。。。
特徴ははっきり言って多機能なところです。
一つ一つの機能を見ると、他のツールに劣るところはあります。
例えば、競合調査やキーワード調査、被リンク調査はAhrefの方が優れています。
ランクトラッキングはGRCの方が良い。
サイトオーディットはかなりレベルが高いのですが、それでもScreaming Frogには負けます。
ただし、各機能でそこまで差は無いので、他にもいろいろな機能が揃っているSEMRushに軍配が上がると思います。
他の機能は、ソーシャルメディア連携、広告、コンテンツマーケティング、コンテンツカレンダーなどデジタルマーケティングに必要なツールが一通り揃っています。
ちなみにランクトラッキングとサイトオーディットはかなりレベルが高いので問題ないです。
以前はキーワードデータが少ないという弱点があった
2020年の夏くらいまではキーワードデータが少なく、キーワードリサーチが使い物にならなかったです。
ただ、2020年後半くらいから急にデータが揃ってきたようで、サーチボリュームの精度も良くなりました。
それまでは僕はAhref派だったのですが、これでSEMRush1本でいけそうですね。
Ahrefとの比較
この二つのツールはよく比較されていますが、日本ではAhrefユーザーが圧倒的に多いですね。
世界ではSEMRushがトップシェアですが、Ahrefの方がユーザーの伸びは大きいそうです。
UX/UIはAhrefの方が日本人ユーザーに合っていると思います。
機能比較
機能の比較については、SEOエージェンシーで働いていてクライアントのサイトを見るのであればAhrefやScreaming Frogなどと併用した方がよいです。インハウスSEOやデジタルマーケティング兼務であればSEMRushで大丈夫です。
ちなみにAhrefで利用できるいくつかの機能で、SEMRushでは追加課金しないと利用できないものもあります。
例えば、競合サイトのトップパフォーマンスのページを調べる機能など。
ただ個人的には他の機能でカバーできているので、今のところ問題にはなっていないです。
巷のSEOエキスパートはどちらを使っているのか?
SEOエージェンシーであればAhref + GRC + Screaming Frogという組み合わせで使っている人が多いです。
企業のインハウスのSEO担当で、エージェンシーのサポートが付いているのであればSEMRushで十分だと思います。
SEMRushの口コミ
今日、SEMrushの日本代理店の方に色々レクチャーいただいた。https://t.co/RVZoaL0F4dの熱烈なファンとしては悔しいがSEMrush結構いい感じ。
正解シェアもSEMrushの方が上で、ローンチもSEMrushが先であるとのことでした(知らなかった)。 pic.twitter.com/DMWEXvkTvm
— 菅野 太樹(ゴーメディア合同会社) (@accesskanno) March 5, 2020
グローバルでメジャーなSEOツール。
SEMrush、Ahrefs、ScreamingFrogあたりが個人的にオススメ。
日本だと意外と知られていないのが多いですが、かなり深く分析出来るので、使ってみると世界変わります! https://t.co/8eMCjmIt66
— Taka Hirai/グローバルマーケ&スタートアップ (@Takahiro0309) February 26, 2019
あと1分でおやつタイム。Semrushをテスト導入してテストTweetしてみるテスト。というかこのツール、エグいな。99ドルでこれだけ使えるなら上位版にしたくなってきた。#予約投稿テスト pic.twitter.com/va5z97dcku
— -50kg主夫社長田中@自炊料理本出版 (@passion_tanaka) June 2, 2020
注意点としては、各データが時々、若干正確でない場合がある。例えば、検索ボリュームや予想されるトラフィック数が正確でないケースが散見されることでしょうか。ただ、これらのデータ自体、日に日に変化するため、正確な計測自体が難しいとも言えますし、これらの問題は、SEMrushのみのデータを参考にするのでなく、GAとの照らし合わせ等行えば解決できます。
僕はSEMrushを使えば稼げてウハウハかと思って使い始めたのですが、うまくいかなかったので2ヶ月で利用終了しました。あとはSEMrushは日本で利用者数が少ないため、検索してもノウハウが集まりにくいのも問題です。機能が多すぎてなかなか使いこなせません。
結論から言うと、SEMrushは神だ。SEMrushは機能が非常に充実しており、SEOやリスティング、SNS集客に関するあらゆる分析をこれ一台で行うことができる。
機能の紹介
競合調査 – ドメイン分析
以前は誤差が大きかったのですが、最近は精度が良くなってきました。
ただ「オーガニック検索トラフィック」の数字は何故かかなり低めに出るので、参考にしてはいけません。
競合サイトの検索キーワードをぶっこ抜く機能
Ahrefで使っている人が多いと思う超重要な機能です。
Google Search Consoleのデータを比較してみましょう。
キーワードリサーチ
使い勝手は問題ないのですが、たまにデータが無いキーワードがあります。
被リンク調査
これはAhrefの方がデータが多いと言われていますが、そこまで正確である必要はないので問題ないと思います。
スパムの被リンクを否認する機能
スパムリンクを見つける機能ですが、サーチコンソールと連携するとリンク否認をSEMRushのダッシュボードから3クリックで出来るようになるのは便利です。
サイトオーディット(監査)
SEMRushで一番使える機能だと思います。
Ahrefよりもかなり充実しています。
Screaming FrogやDeep Crawlの方が詳細なデータが取れるかもしれませんが、SEMRushは問題点を教えてくれるのでテクニカルSEO初心者にとってはこちらの方が助かります。
ランクトラッカー


ランクトラッカーはけっこう高機能です。
順位が下がったキーワードにフィルタリングする機能もあるのですが、これは現代のSEO戦略には欠かせないのではないかと思います。
オンページSEOチェック
日本語には対応していませんが、各ページの内部最適化のアドバイスをしてくれます。
あまり大したアドバイスはないですが、初心者にはいいかも。
レポート機能
レポートを自動で出力してくれる機能。
これはけっこう優秀で、テンプレートが用意されているので時間が短縮できます。
Google AnalyticsやGoogle My Businessなどと連携してレポートを作ることも可能です。
コンテンツ・カレンダー
SEOとしての機能ではないのですが、簡単なコンテンツ・カレンダーの機能もあります。
オールインワンツールとしての付加価値がここらへんにあります。
SEMRushの使い方
SEMRush JapanというYouTubeチャンネルから使い方講座が公開されているので、とりあえずYouTubeで探してみてください。
SEMRushの費用
Ahrefと似たような料金設定です。
ProプランかGuruプランになると思いますが、大きな違いはプロジェクト数(3と15)とランクトラッキングのキーワードの上限(500と1500)です。
日本ではオロという会社が代理店販売していて、サポートなどもしてくれるようです。
ちなみに英語が得意な方はSEMRushのブログ(英語)のクオリティも高いので、チェックしてみてください。
まとめ
辛口評価になってしまいましたが、SEO以外の機能もあってオールインワン・ツールとしての価値は高いと思います。
ご精読ありがとうございました。