ふきげん猫ちび
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本日は、このような質問に答えたいと思います。
今回の記事では、初心者の方に向けてコンテンツSEOで知っておきたい内容を説明していきます。
- コンテンツSEOとは?
- コンテンツSEOのプロセス
- ユーザーの悩みを特定
- ユーザーの悩みに答えるコンテンツを作る
- ゴールを設定し、自分の商品を売るまでのフローを作る
- コンテンツSEOが得意な会社
- コンテンツSEOでおすすめのツール
ちなみに僕はWebサイトのコンテンツ制作を8年間ほど行ってきましたので、経験はかなりあると思います。
現在でも個人でブログ運営を行ったり定期的に実験をしています。
ヘイショー
コンテンツSEOとは?
コンテンツSEOとは、簡単に言うとSEOに強いコンテンツの作る仕事のことです。
具体的に何をするのかと言うと、リサーチしてユーザーの欲しい情報を特定し、ニーズに答えるようなコンテンツを作ることです。
コンテンツマーケティング、コンテンツ戦略、コンテンツストラテジーなど似たような言葉が同じ用途で使われることが多いのですが、全部同じと考えてよいです。
ヘイショー
理想:ユーザーが欲しい情報をピンポイントで提供する
Google検索というのは基本的に検索する人が調べ物をする時に利用するツールなので、「こういうキーワードが検索がされた時にこういうコンテンツを見せる」という強い意志が無いと、検索でヒットしません。
例えば、よく大手の会社が「満足感が変わる」みたいなキャッチーなキービジュアルを見せて、コンテンツは画像と広告だけ、みたいなページをよく見ますが、そのようなコンテンツは基本的に検索でヒットしないですよね。
ヘイショー
コンテンツSEOの手順
STEP 1. ターゲットキーワードを設定する
まずは何のキーワードで上位表示させたいのかを決めます。
「キーワード選定」という手法を用いて、よく検索されるキーワードを選びます。
検索ボリュームが無いキーワードを選ばないように注意してみてください。
例えば物販のECサイトを運営している人がよく「○○ 購入場所」みたいなキーワードでターゲティングする人が多いですが、実際には「○○ 買える場所」「○○ どこで買える」のようなキーワードの方が検索する人が圧倒的に多いです。
ヘイショー
STEP 2. ターゲットを決める
コンテンツを最適化する前に、「誰に最適化するのか」を決める必要があります。
例えば、20代の女性にターゲティングするのと50代の男性にターゲティングするのかでコンテンツのタイプが変わってきますよね。
一般の人に500円の商品を販売するのか、企業に100万円のサービスを販売するのかでも全然変わってくると思います。
ヘイショー
STEP 3. ユーザーの悩みを特定する
次に、ユーザーがそのキーワードを検索した動機を考えます。
例えば僕のブログで「チームス」というビッグキーワードで上位表示されているページがあるのですが、この時は以下の通りユーザーの悩みをリストアップしました。
- チームスとは?
- Teamsの読み方
- 評判
- 機能紹介
- 使い方
- 運用のコツ
- Eメールを比較してもメリット
特定する手法はいろいろあるのですが、手っ取り早いのは以下の2つの方法です。
- キーワードをググって上位表示されているサイトのコンテンツを見る
- 検索結果の関連キーワード(ランキングの下の方に表示されている「○○に関連するキーワード」と表示されている部分
ここからユーザーの悩みに関連しそうなトピックを拾えばOKです。
STEP 4. ユーザーの悩みに回答するコンテンツを用意する
ユーザーの悩みが特定できたら、後はその悩みを解決するようなコンテンツを書いていきます。
この時に、なるべく独自のインサイトやリサーチを提示するのがベストです。
これは人に話す時でも同じですが、「あなた誰」というような人がランダムな意見を言っていても「それあなたがそう思ってるだけでしょう?」と思ってしまいますよね?
ヘイショー
STEP 5. ゴールを設定する(他のページに誘導する)
次に、自分の目的を果たすための手順を考えます。
例えば僕のチームスの記事にはOutlook365サインアップの紹介リンクが貼っており、ユーザーがサインアップするの僕に紹介料が入るようになっています。
ただし、これはさりげなく行うことが重要です。
ヘイショー
STEP 6. 効果を測定する
ページを公開したら、Googleアナリティクスというツールを用いて結果を確認します。
そのページが多くの人に見られているかどうか、訪問した後にすぐに離脱していないか、ゴールが達成されているかどうかなどを調べることが可能です。
ヘイショー
その他のテクニック
オンページSEO(内部対策)で検索順位を上げる
コンテンツを公開したら、オンページSEOというテクニックを使って検索順位を上げていきます。
オンページSEOとは?
ページ毎に強化して検索順位を上げるテクニックのことです。例えば、タイトルの最適化、見出しの最適化、Altタグの最適化など。
詳しくは以下のページを参考ください。
関連記事 オンページSEO対策(内部最適化)。検索順位UPに必要な18の項目
SEOライティング
SEOライティングは、SEOを考慮したライティングテクニックのことです。
実際にはオンページSEOやコンテンツストラテジーと同じような内容ですが、以下の記事では競合の記事を意識しながらライティングをするコツを書いています。
おそらくSEO初心者にとってはもっとも簡単な方法です。
関連記事 SEOライティングとは?検索順位が上がる記事の書き方
コンテンツマップ
これは僕のお気に入りの戦法なのですが、コンテンツ・マッピング、またはキーワード・マッピングと呼ばれる手法があります。
上記を見てもらえば分かると思います。僕のこのサイトのデータです。
各記事にターゲットキーワードを設定して、ランクインしていない or トラフィックが稼げていないコンテンツがあれば更新していきます。
また、サイト構成がちゃんとバランスよくトピック別に作られているかも確認することが出来ます。
詳細は以下の記事を参照ください。
関連記事 コンテンツマップとは?SEOに強いサイト運用の方法
コンテンツカレンダー
企業のSEO、コンテンツ、SNS担当でよく活用されているのがこれです。
これからリリースするコンテンツや、SNSで拡散するタイミングなどをすべて一つのファイルにまとめて、バランスよく定期的に配信していこうというコンセプトのもとに作られています。
関連記事 コンテンツカレンダーとは?
長文SEO
実は記事の文字数と検索順位には相関性があるというデータがいくつも出ており、基本的に長文の方がSEOに良い影響が出ると言われています。
このトピックについて僕の見解としては、YesかNoの2択で回答するのは難しいです。
以下の記事に詳しく書いていますので、読んでみてください。
関連記事 長文SEOは2020年も有効?文字数と検索順位の関係
文章の正確性を向上する
これは大手企業のコンテンツ担当におすすめですが、表記ゆれ、誤字脱字、分かりやすい言い回しの表現を校正することによりWebサイトのSEO、UXのスコアを上げます。
会社でプロジェクトとして立ち上げる時のコツを以下の記事にまとめています。
関連記事 サイト内の文章の正確性改善によるパフォーマンスへの効果を解説
コンテンツSEOが得意な会社
企業向けSEOサービスを提供しているデジタルエージェンシーは多くありますが、コンテンツSEOに強い会社は意外に少ないです。
ヘイショー
つまり、自社でメディアやブログを運営している会社が一番強いです。
以前SEOのコンサル会社と一緒に仕事をしたことがありますが、担当者は自分でサイトを運営したことがないので全然話が合わなかったです。
ヘイショー
コンテンツSEOでおすすめのツール
SEMRush
一通りの機能が揃っているので、おすすめです。
- キーワード・リサーチ
- 競合分析
- コンテンツ・マッピング
- コンテンツ・カレンダー
- 検索順位チェック
関連記事 SEMRush(セムラッシュ)とは?
Ahref
僕が知っている中で、キーワードデータが一番正確なのがAhrefです。
キーワードリサーチではこれが一番クオリティが高いです。
機能はSEMRushと似たような感じです。
- キーワードリサーチ
- 競合分析
- 検索順位チェック
関連記事 Ahref(エイチレフ)とは?
その他
その他、個人的によく利用するサイトやツールは以下の通り。
- ラッコキーワード(旧グッドキーワード) … サジェスト、関連キーワードの取得
- Keysearch Beta … サジェスト、関連キーワードの取得
- Uber Suggest … キーワードの検索ボリュームを調べる
- Google Spreadsheet … コンテンツ・マップ、コンテンツカレンダーに利用
関連記事 SEOツールおすすめランキング
コンテンツSEOを勉強するためのおすすめの本
いろいろな本が出ているのですが、漫画の中から学べるおすすめの本があります。
「沈黙のWebライティング」という本です。
コンテンツ制作で評判のWebライダーが出版している漫画仕立てでSEOライティングが学べる本です。
ヘイショー
関連記事 コンテンツ制作が学べる本「沈黙のWebライティング」のレビュー/感想
まとめ
今回はコンテンツSEOについて簡単にまとめました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございました。