Google Spreadsheet(データ分析ツール)とサーチコンソール連携の方法

更新日: by Heysho

このようなニーズに応えることができる効果的なツールをご紹介します。

それは、Google スプレッドシートの「Search Analytics for Sheets」というアドオン(プラグイン)です。

このアドオンによりGoogle スプレッドシートとGoogle サーチコンソールが連携され、サーチコンソールのデータをより柔軟かつ効率的に活用できるようになります。

Search Analytics for Sheetsの利点

まずは主な特徴をご説明します。

  • 検索クエリをすべて確認できる(サーチコンソールでは1000件までの制限あり)
  • サーチコンソールのUIと比較して、多数のキーワードを一度に効率的に確認可能
  • スプレッドシートの機能を活用してデータをフィルタリングしたり、KPI(Key Performance Indicator)レポートを作成したりできる

導入方法

STEP 1. アドオンを追加

Google スプレッドシートでAdd-ons → Get add-onsをクリックします。

Google スプレッドシートでアドオンのGet add-onsをクリック
Google スプレッドシートでAdd-ons → Get add-onsをクリック

STEP 2. アドオンを探す

「Search Analytics for Sheets」というアドオンを検索して追加します。

Search Analytics For Sheetsのアドオンを検索
Search Analytics for Sheetsアドオンを検索して選択

STEP 3. インストールして認証する

「Install」をクリックします。その後、認証プロセスが表示されますので、指示に従って進めてください。

Search Analytics For Sheetsをインストール
「Install」をクリックしてアドオンをインストール

STEP 4. アドオンが追加されていることを確認

Add-onsをクリックして、Search Analytics for Sheetsが正常に追加されていることを確認します。

Search Analytics For Sheetsを開く
アドオンが正常に追加されたことを確認

使い方

STEP 1. アドオンを開く

Add-onsメニューからSearch Analytics for Sheetsを開きます。

Search Analytics For Sheetsを開く
Add-onsメニューからSearch Analytics for Sheetsを選択

STEP 2. 設定

右側に設定パネルが表示されるので、必要な情報を設定します。

  1. サイトを選択
  2. 日付範囲を設定
  3. QueryとPageを選択
  4. Request Dataをクリック
Googleサーチコンソールのデータをエクスポートする
設定画面でサイト、日付、ディメンションを設定してRequest Dataをクリック

STEP 3. レポートが出力される

データが出力されました。

これでGoogle Search Consoleのデータがスプレッドシート上で自由に分析できるようになります。

GoogleサーチコンソールのデータがGoogleシートに出力される
Google Search Consoleのデータがスプレッドシートに出力された画面

基本的な操作はこれで完了です。

Search Analytics for Sheetsを活用することで、Google Search Consoleの制限を超えた詳細なデータ分析が可能になります。

まとめ

Search Analytics for Sheetsは、Google Search Consoleのデータをより深く分析するための実用的なツールです。

主なメリットは以下の通りです:

  • 1000件以上の検索クエリデータを取得可能
  • スプレッドシートの豊富な機能を活用した高度な分析
  • 目的に合わせたカスタムレポートの作成
  • データの視覚化と効率的なフィルタリング

SEOの効果測定とデータ分析の効率化に貢献するツールとして、ぜひ活用してください。